|
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2024/07/26 08:53,
提供元: フィスコ
タイミー好調なら中小型株にシフト
*08:53JST タイミー好調なら中小型株にシフト
26日の日本株市場は、前日の急落に対する自律反発を意識しつつも、積極的な売買は限られそうだ。25日の米国市場は、NYダウが81ドル高、ナスダックは160ポイント安だった。GDPが予想を上回る伸びになったことから、景気への悲観的見解が後退し、買戻しが先行した。ただし、翌日に米金融政策当局者が注視する米個人消費支出(PCE)コア価格指数の発表を控えていることもあり、戻りは限られた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比40円高の37770円。円相場は1ドル153円90銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや買い先行で始まりそうだ。ただし、前日の急落に対する自律反発を期待しつつも、PCEコア価格指数の発表を控えているほか、決算発表が本格化するなかで積極的な売買は手控えられやすいだろう。戻りの鈍さが意識されるようだと、戻り待ち狙いの売りが入りやすい需給状況と考えられる。日経平均株価は一気にボリンジャーバンドの-2σ水準まで下落した。売られ過ぎが意識されやすい水準までの調整によって押し目狙いのスタンスではある。
しかし、短期での急落にとってセンチメントは悪化した。来週の日銀の金融政策決定会合、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいところでもある。日銀の政策正常化観測から昨日は円高が一気に進行し、日米金利差縮小に伴う持ち高調整の売りが優勢だった。円相場が再び円高に振れて推移してくるようだと、断続的なインデックス売りが意識されてくる可能性もあるため、為替にらみの展開に向かわせそうである。
また、日経平均株価は4月安値の36733円のほか、200日線が位置する36656円辺りが意識されてきた。自律反発が意識されるものの、前日終値水準での膠着が続くようだと、持ち高調整の売りに向かわせやすくなりそうだ。物色は決算などを手掛かりとした個別対応になりやすいほか、本日上場のタイミー<215A>に関心が集まりやすい。タイミーが好調な出足となるようだと、個人主体の売買はインデックスに振らされにくい中小型株にシフトしやすいだろう。
《AK》
記事一覧
2024/07/26 15:02:日経平均大引け:前日比202.10円安の37667.41円
2024/07/26 14:53:出来高変化率ランキング(14時台)〜GXGリーダー、信越ポリマなどがランクイン
2024/07/26 14:52:東京為替:ドル・円は変わらず、米株高に期待
2024/07/26 14:49:FJネクHD Research Memo(9):2025年3月期は1株当たり48円配当を予定
2024/07/26 14:48:FJネクHD Research Memo(8):リーディングカンパニーとしてのサステナビリティの推進
2024/07/26 14:47:FJネクHD Research Memo(7):クラウドファンディングによる新たな投資機会の創出にも取り組む
2024/07/26 14:46:FJネクHD Research Memo(6):2024年3月期は計画を上回る増収増益により売上高1,000億円を突破
2024/07/26 14:45:FJネクHD Research Memo(5):首都圏投資用マンションは個人の投資ニーズに支えられ堅調に推移
2024/07/26 14:44:FJネクHD Research Memo(4):業界内でのポジションを生かした信用力、財務力、情報量に強み(2)
2024/07/26 14:43:FJネクHD Research Memo(3):業界内でのポジションを生かした信用力、財務力、情報量に強み(1)
2024/07/26 14:42:日経平均は33円安、企業決算や米PCE物価指数などに関心
2024/07/26 14:42:FJネクHD Research Memo(2):「ガーラ」ブランドによる資産運用型マンションを展開
2024/07/26 14:41:FJネクHD Research Memo(1):2024年3月期は計画上回る増収増益。社長交代とともに新たなステージへ
2024/07/26 14:30:アマノ---大幅続落、第1四半期好決算発表も出尽くし感優勢に
2024/07/26 14:29:シンプレクスHD---大幅続落、第1四半期の営業減益決算をネガティブ視
2024/07/26 14:12:日産自---続落、第1四半期大幅減益で通期予想は想定以上の下方修正に
2024/07/26 14:11:はてな---大幅反発、ソフトバンクの子会社に「Mackerel」が採用
2024/07/26 14:09:日経平均VIは小幅に低下、株価の下値堅く警戒感は広がらず
2024/07/26 14:09:坪田ラボ Research Memo(9):2025年3月期は複数の導出による契約一時金増加により増収増益見込む
2024/07/26 14:08:坪田ラボ Research Memo(8):当面は手元資金で事業活動を推進する予定
|