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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/04/05 13:51,
提供元: フィスコ
ユーロ週間見通し:下げ渋りか、米ドル・円相場を意識した値動きに
*13:51JST ユーロ週間見通し:下げ渋りか、米ドル・円相場を意識した値動きに
■強含み、米長期金利低下でユーロ買い強まる
今週のユーロ・ドルは強含み。トランプ米大統領が発表した広範な関税措置を受けて世界経済の停滞が懸念されたが、欧州連合(EU)への追加関税率は日本や中国よりも低いため、リスク回避的なユーロ売りは縮小。週後半は米長期金利の低下を受けたユーロ買い・米ドル売りが優勢となった。取引レンジ:1.0778ドル−1.1144ドル
■伸び悩みか、欧米通商摩擦でユーロ売り・ドル買いも
来週のユーロ・ドルは伸び悩みか。米相互関税を受けユーロ高・米ドル安に振れたが、欧州連合(EU)と米国の貿易摩擦が引き続き警戒されており、目先的にユーロ買いは縮小する可能性があろう。4月10日発表の3月米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回った場合、スタグフレーションの懸念は和らぎ、ユーロ売り・米ドル買いが強まる可能性がある。
予想レンジ:1.0800ドル-1.1100ドル
■弱含み、株安でリスク回避の円買い強まる
今週のユーロ・円は弱含み。米相互関税を受けユーロ高・米ドル安に振れたが、主要国の株安を嫌気して主要通貨に対する円買いが強まり、ユーロ・円は164円台前半まで買われた後、一時159円台前半まで売られた。日本とユーロ圏の金利差縮小の思惑は後退したが、リスク回避的なユーロ売り・円買いが勝った。取引レンジ:159円03銭−164円18銭。
■下げ渋りか、米ドル・円相場を意識した値動きに
来週のユーロ・円は下げ渋りか。欧州連合(EU)と米国の通商摩擦が短期間で解消される見込みは薄いため、リスク選好的なユーロ買い・円売りが強まる可能性は低いと予想される。ただ、日本銀行による追加利上げの可能性は大幅に低下しており、ドル・円が下げ渋った場合、ユーロ売り・円買いは縮小するとみられる。
○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・7日:2月小売売上高(1月:前月比−0.3%)
予想レンジ:159円00銭-162円00銭
《FA》
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