|
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2024/09/13 15:05,
提供元: フィスコ
ADワークスグループ Research Memo(5):自己資本比率30%を目安に財務の健全性を維持する方針
*15:05JST ADワークスグループ Research Memo(5):自己資本比率30%を目安に財務の健全性を維持する方針
■ADワークスグループ<2982>の業績動向
3. 財務状況と経営指標
2024年12月期第2四半期末の財務状況は、資産合計が前期末比5,710百万円増加の64,565百万円となった。現金及び預金が198百万円減少した一方で、収益不動産残高が5,566百万円増加した。
負債合計は同4,414百万円増加の46,102百万円となった。クラウドファンディング等預り金が918百万円減少した一方で、不動産物件取得を目的とした借入金の積み増しにより有利子負債が5,755百万円増加した。クラウドファンディングは不動産物件取得のための資金調達手段の一つとして適宜活用しており、第2四半期末の残高は1,338百万円となっている。純資産合計は同1,295百万円増加した。利益剰余金が694百万円増加したほか、円安進行に伴い為替換算調整勘定が540百万円増加した。
経営指標は、有利子負債の増加に伴い有利子負債比率が前期末の203.5%から220.4%に上昇し、自己資本比率が同29.1%から28.5%と若干低下した。同社は借入金等を活用しながら収益不動産の仕入れを積極的に進め、結果として収益の拡大とROEの向上、並びにWACCを上回るROICを維持することで企業価値の向上を目指している。一方で、経営の安全性を確保するという観点から、自己資本比率30%を目安に有利子負債の水準をコントロールする方針を示している。2024年12月期末に向けては手持ち物件の売却により獲得した資金で有利子負債を返済し、自己資本比率の改善を図るものと予想される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
《HN》
記事一覧
2025/01/15 23:07:【市場反応】米12月コアCPI予想外に鈍化、利下げ観測再燃でドル続落
2025/01/15 20:03:欧州為替:ドル・円は安値圏、米CPIにらみ
2025/01/15 19:11:欧州為替:ドル・円は下げ渋り、米金利にらみ
2025/01/15 19:04:エスプール---24年11月期は当期利益2ケタ増、ビジネスソリューション事業が順調に推移
2025/01/15 19:03:ラクト・ジャパン---24年11月期増収・2ケタ増益、期末配当金の増配を発表
2025/01/15 19:03:バリュークリエーション---3Qは2ケタ増収、マーケティングDX事業と不動産DX事業の2ケタ増収続く
2025/01/15 18:15:欧州為替:ドル・円は戻りが鈍い、円買い圧力継続で
2025/01/15 18:15:日経平均テクニカル:5日続落、下方シグナルを発生
2025/01/15 18:00:15日の香港市場概況:ハンセン0.3%高で続伸、産金と自動車は逆行安
2025/01/15 17:30:欧米為替見通し: ドル・円は底堅い値動きか、米インフレ再加速と日銀利上げ観測後退で
2025/01/15 17:22:サーラコーポレーション---24年11月期営業利益・経常利益が増益、ハウジング事業の収支が大きく改善
2025/01/15 17:22:ミガロHD---顔認証マンション「ヴァースクレイシアIDZ町屋」居住用分譲住戸完売
2025/01/15 17:11:15日の中国本土市場概況:上海総合0.4%安で反落、銀行株高で下値は限定
2025/01/15 17:08:東京為替:ドル・円は反落、日銀早期利上げ期待で
2025/01/15 17:07:SMK Research Memo(7):2025年3月期は記念配当40.0円追加し、年間配当金140.0円を予想
2025/01/15 17:06:SMK Research Memo(6):2025年3月期は各利益予想を上方修正。足元の事業環境は良好
2025/01/15 17:05:SMK Research Memo(5):2025年3月期中間期はCS事業がけん引し、増収・営業利益で黒字転換
2025/01/15 17:04:SMK Research Memo(4):イノベーションセンターではヘルスケア領域を開拓中
2025/01/15 17:03:SMK Research Memo(3):収益力のあるCS事業部と構造改革を加速するSCI事業が両輪
2025/01/15 17:02:SMK Research Memo(2):100周年を迎えるグローバル展開する総合電子部品メーカー
|