|
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2024/12/23 14:05,
提供元: フィスコ
DDグループ Research Memo(5):高収益ブランドの出店拡大が成長をけん引。足元業績は順調に回復(1)
*14:05JST DDグループ Research Memo(5):高収益ブランドの出店拡大が成長をけん引。足元業績は順調に回復(1)
■決算動向
1.過去の業績推移
過去の業績を振り返ると、DDグループ<3073>の成長をけん引してきたのは店舗数の拡大である。特にM&Aによる規模拡大が出店ペースに拍車をかけてきたと言える。2015年2月期から高収益ブランドを軸とした出店拡大を本格化すると、2018年2月期には大型M&A(ゼットン※及び商業藝術の連結化)を実現し、スケールメリットの追求や業態の多様化などに取り組んだ。また、2020年2月期には、エスエルディー及び湘南レーベルを連結化し、さらなる事業拡大と事業領域の拡充を図った。しかし、2021年2月期以降は、コロナ禍の影響を受けてこれまでの拡大路線から一転し、不採算店舗の整理とアフターコロナを見据えたポートフォリオの再構築に取り組んでいる。
※ 2022年2月に株式の一部を譲渡し連結の範囲より除外した。
営業利益については、高収益ブランドの出店拡大などにより2017年2月期の営業利益率は5.4%に改善した。その後はウェディング事業への参入などに伴う先行費用の増加により4%〜5%で推移したものの、2020年2月期は売上高の拡大とグループ商流集約による原価率低減などが奏功し、過去最高益を更新した。2021年2月期以降は、コロナ禍の影響により2期連続で営業損失を計上したものの、2023年2月期にはコロナ禍からの一定の回復により黒字転換すると、2024年2月期は過去最高益を更新した。
財務面では、財務基盤の安定性を示す自己資本比率はおおむね20%台で推移してきたが、2021年2月期はコロナ禍の影響を受けて大幅な損失を計上したため期末時点で債務超過に陥る結果となった。しかし、収益体質の強化や資本施策(新株予約権の行使やA種優先株式の発行)を通じて、2022年2月期末時点において債務超過は解消した。2024年2月期末は26.5%の水準に回復している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
《HN》
記事一覧
2024/12/24 01:19:BTC続落、一時9.3万ドル割れ、米金利高を警戒か【フィスコ・暗号資産速報】
2024/12/24 01:21:NY外為:BTC続落、一時9.3万ドル割れ、米金利高を警戒か
2024/12/24 00:27:【市場反応】米12月消費者信頼感指数/11月新築住宅販売件数、ドル日中高値
2024/12/23 23:06:【市場反応】米11月耐久財受注速報値/11月シカゴ連銀全米活動指数、ドル高止まり
2024/12/23 20:07:欧州為替:ドル・円はじり高,欧州株は回復
2024/12/23 18:58:欧州為替:ドル・円は下値が堅い、豪ドル堅調
2024/12/23 18:25:TOKAIホールディングス---ジーアンドエフの連結子会社化
2024/12/23 18:20:欧州為替:ドル・円は底堅い、欧州株は軟調
2024/12/23 18:15:日経平均テクニカル: 7日ぶり反発、終値25日線突破
2024/12/23 18:00:23日の香港市場概況:ハンセン0.8%高で3日ぶり反発、本土の銀行に買い
2024/12/23 17:55:欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、ドル買い地合い継続も過度な円安は抑制
2024/12/23 17:49:サーラコーポレーション---安江工務店の株券等の公開買付けを終了、子会社化
2024/12/23 17:48:Aoba-BBT---AIESがMISTを吸収合併
2024/12/23 17:47:アドバンスクリエイト---2024年11月度の業績
2024/12/23 17:47:学情---LIVE配信型・合同企業セミナー「Web就職博 インターンシップ&キャリア編」を開催、総視聴数は5,121人
2024/12/23 17:43:明豊エンタープライズ---新規の融資を受け、東京都目黒区三田にエルファーロシリーズ開発事業用地を取得
2024/12/23 17:42:加藤製作所---環境配慮型エンジンを搭載した新機種、80t吊りラフテレーンクレーン「SL-850Rf3」販売開始
2024/12/23 17:40:ポラリス・ホールディングス---ホテル6物件に係る賃貸借契約の締結
2024/12/23 17:39:ポラリス・ホールディングス---シンジケートローン契約及び金銭消費貸借契約の締結
2024/12/23 17:39:東証グロース市場指数は反発、全体的に底堅い1日
|