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相場技法抜粋 相場技術論の核心 林輝太郎 著 林投資研究所 2010年5月発売 1,050円 (税込)

今回コメントくださったのは 長友哲郎さん です

Ｑ1 オススメ書を教えて下さい。

私はニュース証券という独立系の証券会社で10年ちょっと働いていました。そ こであるお客様と出会います。そして本当の意味での投資家と証券マンのギャップと いうか、覚悟の差を感じました。それでお客様に近づくため、時間とお金を使い、自 分の価値を高めていこうと考えました。幸いそのような行動に寛容な証券会社だった ことは今でも感謝しています。 自慢するほどのことはやっていませんが、自慢できない中でも新聞の切り抜きを会 社を辞めるまで（もちろん今でも）やってました。こんなこと誰でもできます。しか し問題は続けるかどうかです。続けると言えば、そのほかデータやレポートも継続し て作りました。新聞の切り抜きなんかその時は全く利用価値はありません。しかしい ずれ必要になるのです。実際作っていてよかったというのが何度かありました。10年 やり、本当に「継続は力なり」ということを学んだところでした。 そんななか林輝太郎先生の本と出合うのです。『うねり取り入門』、『脱アマ相場師列伝』、『売りのテクニック』など読んでいたのですが、共通して書いていたことは、自分の型を作るとか武器を作るとか、分かるよりできる、ということでした。私は生意気にも同じ考えだと思ったのです。そしてある日、日ごろからかわいがってもらっていた 先輩から、『相場技法抜粋』を紹介してもらったのです。この本はまさにこれまで林 輝太郎先生が書いていた集大成のようなものでした。早速読んで、今でも常に手の届 くところにおいて、たびたび読んでいます。

Ｑ2 5点満点で採点すると？

読みやすい ★★★★★ 知識がつく ★★★★ 読むだけではだめです、実行してこそです おもしろい ★★★★ 耳が痛いことも書いていますが、素直に読むことが大切です。 実際、素直さが伸びる秘訣と書いています 儲かる ★★★ 専門的 ★★★ 決して難しくはありません。逆に言うと誰にもできるが、続けることが難しいのです。しかしだから誰にでもチャンスがあります。 総合オススメ度 ★★★★★ 一回読んでわかったという本ではなく、常に手元に置いて時間があれば読むというような本です。

長友哲郎 さん Tetsuro Nagatomo 株式会社ウイングアドバイザーズ 代表取締役 弊社は、知識をつけることを主体にした“わかる”ことより、実践に即した“でき る”投資家を育てるというコンセプトで、オプション取引の手法を中心にセミナーや データの配信を行っております。 弊社が提案する技法を一言でいうと、独自のデータに基づいた“歴史と需給で相場を 読む”というものです。 基本的な取引に関する技法等は勉強していただきますが、最終的に投資家に必要なのは決断力です。 そう言えるのも、私も1人の投資家だからです。もっともらしいことを言っている有名な専門家の方々の大半は身銭は切っていません。 私も皆様同様、不安なことはたくさんあります。自己資金で戦う不安をいかに少なく するかは、相場の本にはほとんど出ていません。 このようなことも私どもが行うセミナーの内容の1つです。 相場を当てるのは大切ですが、投資家として自分のルールを作るのはもっと大切です。 負けた時に次に戦う資金を残せなければ、相場の世界から退場です。相場が外れた時 に、自分のルールに従って粛々と損切りして次の戦いに挑む。退場さえしなければ必ず チャンスがあります。 セミナーに参加された方に「元気をもらいに来た」と言っていただくことがあります。 まさに「元気になるセミナー」を目指してやっています。 弊社サイトではセミナーの案内等を、ブログでは毎朝デイトレードのための 「日経225先物の売買シグナル」配信のほか、相場のコメントなど、日に3回程度 更新しておりますので、ぜひご覧ください。 株式会社ウイングアドバイザーズ 先物ウォッチャーのブログ

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