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DVD 景気回復の兆し ニュースから考えるトップダウン・ボトムアップ戦略

岡崎良介, 鈴木一之 パンローリング

Japan Passingと思われるジム・ロジャーズやウォーレン・バフェットでさえ、日本買いに向かう昨今ですし、個人的には長期投資の絶好のタイミングがやってきたと強く思うなかでの、「景気回復の兆し」歴史が証明するアノマリーの有効性、と来られると、買わずにはいられません。私が考える長期投資は、ただ単純に、不景気を買って好景気を売る、これだけです。これだけで、100円200円が800円とか2000円とかに化けるわけです。

残念ながら、そういった類の話はありませんでしたが、元ファンドマネージャーの岡崎良介氏は、ファンダメンタルからの「景気回復の兆し」を。私はテクニカル特にチャートのみで売買していますので、一番苦手な分野です。と言いますか、ファンダは一切無視の日経新聞さえ読んでいませんので、せめてこのうち2つほどは見ようかと。あと、ここでしか見られないグラフも上げられています。リーマンブラザーズの社債に関する話ですが、これもプロならではの話です。

そしてもう一人の講師は鈴木一之氏。買ってから気づいたのですが、「景気サイクル投資法」の著者で、この本は読んでいました。家業で幼いころから馴染みのある素材価格から、素材銘柄を専門にした手法は、特定得意銘柄しか売買しない自分の手法の参考になる講師さんです。株価と素材価格、関連世界王手企業の株価と比較してのアプローチも、取り入れたいところです。

そして、気になるアノマリー。アノマリーと言えば春高。昨年は震災の影響もあり、崩壊が早かったのですが、年前半の上げを大きく取って、崩壊を大きく取って、年後半の保ち合いでやられてのパターンが、今年は途中ですが3年連続になります。こちらで紹介されるアノマリーは、もっと明快です。アメリカのSP500が○○となった場合、38回中31回(84%)、年間騰落率がプラスとなるそうで、今年分は既に確定しています。今年は84%の確率で上がるそうです。しかも、もう一つのアノマリーを加えると、今年は二桁のプラスになるそうです。

個人的には、不景気買いがまだ全然進んでいませんので、残り16%に期待しています。(笑)

(チャーチー 30代 会社員)


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