<< トップ / 《読者のご意見》一覧 / |
「大衆よりも先に変化を感じ取り、長期ポジションを建てたら、後は世界が自分のポジション方向に傾くのをゆっくり待てばよい」
本書の一部から抜粋しました。
上記のようなトレード、「デイトレードをあきらめた人の敗者復活戦」という副題にある通り、もっと大きな流れをみて、日柄(デイリー)でトレードしよう、という趣旨の本です。
では、デイトレードの人に使えるアイディアはないのか?聞かれれば、そうではなく、大局や、大きな流れを掴むためのアイディアや、相場勘を養うためのコツがちりばめられています。
特に、大統領就任からの3年目や、サイクル、アノマリーなどは新鮮でした。
サイクルは、他の人々が信じる限り機能しますし、「バランスポイント」も参考になります。
テクニカル的な供述は少ししかありません。
使っている手法はシンプルで簡単な順張りです。
ただ、それが機能するのは、きちんと大局を読まなければなりません。
ですから、本書は大きな流れを掴むためのファンダメンタル部分にページを割いています。
特に後半の、2007年のエタノールを作る為のとうもろこし相場が与える影響は、一つの事象に対し、どのように銘柄を関連づけてそれを買っていくか、その一例を詳しく挙げています。
これらはニュースを活かして、アノマリーを発見し、そしてその恩恵を受ける会社を発見する手助けとなるはずです。
30代 falco
<< トップ / 《読者のご意見》一覧 / | Page Top ▲ |
Copyright(C) Traders Shop All Rights Reserved.