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フィスコ投資ニュース

配信日時: 2024/09/10 15:08, 提供元: フィスコ

サンフロ不動産 Research Memo(8):物件販売の多くを第2四半期以降に予定(2)

*15:08JST サンフロ不動産 Research Memo(8):物件販売の多くを第2四半期以降に予定(2)
■サンフロンティア不動産<8934>の今後の見通し

2. 重点施策
2025年3月期の重点施策は以下のとおりである。

(1) 不動産再生事業
不動産再生事業では、売上総利益率30%超の高い収益性を継続する見通しであり、既存のリプランニング事業に加えて、ニューヨークでのアパートメント・リプランニングや不動産小口所有商品の売却を見込む。前期に引き続き良物件の仕入れ・開発を計画的に行い、高収益・高稼働の物件を提供する。2025年3月期は前期を上回る売却益を計画しており、期末棚卸資産についても投資を積極的に進め増加を計画している。社内外のネットワークを活用しながら、スピード感ある仕入活動に引き続き注力する。期末棚卸資産残高は1,200億円〜1,250億円を予想しており、想定売上高は1,600億円〜1,785億円、売上総利益率は25%〜30%を見込んでいる。これにより、期末棚卸資産の含み益は400億円〜535億円程度になることが読み取れる。平均事業期間は2025年3月期第1四半期で583日(前期比122日減)であり、回転率を維持しながら投資の回収と成長を図る。リプランニング事業の2025年3月期第1四半期末における棚卸資産の構成は、短期物件が5割弱、中長期物件が3割強、新築物件とニューヨーク物件合計で2割弱程度であった。同社グループは短期物件の平均事業期間の理想を1年から1年半としている。回転率とバランスを意識した適正な棚卸資産構成により事業運営をしていることから、持続的な利益成長が期待できると弊社では見ている。

(2) 不動産サービス事業