トレーダーズショップ
トップかごを見るご注文状況このページのPC版


フィスコ投資ニュース

配信日時: 2024/12/12 11:37, 提供元: フィスコ

ネオマーケ Research Memo(7):売上高・営業利益の増大及び企業価値の向上を目指す(1)

*11:37JST ネオマーケ Research Memo(7):売上高・営業利益の増大及び企業価値の向上を目指す(1)
■ネオマーケティング<4196>の中長期の成長戦略

1. 中期経営計画
同社は、3ヶ年の中期経営計画(2024年9月期〜2026年9月期)を策定した。2023年9月期までは、マーケティング支援において自社でサービスを提供するための社内体制を構築し、顧客基盤や支援実績を蓄積してきた。今後は成長フェーズとなるため、初めて中期経営計画を策定した。計画初年度の2024年9月期は、新たに採用した営業人員が戦力化するまでの期間として、一時的に利益率の低下も見られたが、最終年度の2026年9月期には新戦力の活躍を見込み、売上高4,000百万円(2023年9月期比75.8%増)、営業利益500百万円(同60.5%増)、ROE24.2%など、極めて意欲的な数値目標を掲げてスタートした。

しかし、2024年9月期業績は、当初想定よりも採用人員の育成に時間を要し、顧客獲得に遅れが生じた等により、計画を大きく下回る結果となった。そこで足元の状況を踏まえて中期経営計画の数値目標を見直し、新たに2026年9月期の計画を売上高3,100百万円、営業利益250百万円、ROE20.5%などに下方修正し、改めて目標達成に邁進する計画である。そして数値目標を達成することで、企業価値の向上を目指す考えだ。

修正後の2026年9月期のサービス別売上高目標は、インサイトドリブンは729百万円(2024年9月期比47.3%増)、カスタマードリブンは1,141百万円(同34.9%増)、デジタルマーケティング・PRは663百万円(同64.5%増)、カスタマーサクセス・その他は565百万円(同60.5%増)を計画している。これらの売上目標は、現場からの積み上げに基づいた計画である。また、数値目標達成に向けた2026年9月期の主要KPI(単体ベース)は、マーケティングコンサルタント86人(同34人増)、取引社数980社(同260社増)、顧客単価295万円(同17万円増)を計画している。

中期的な企業成長のために、人材に関する積極的な投資を行い、取引社数の増加につなげるとともに、サービスメニューの拡充により顧客単価の引き上げを目指す。そして、引き続きインサイトドリブン、カスタマードリブンといったリサーチから、デジタルマーケティング・PRといったマーケティング施策と、一気通貫のサービスを推進する計画である。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)


《HN》

記事一覧

  • 2024/12/12 16:35:米ハイテク株高や円安を背景に一時4万円台回復【クロージング】
  • 2024/12/12 16:35:日経VI:低下、株価堅調で警戒感が緩和
  • 2024/12/12 16:32:アジア投資 Research Memo(1):2025年3月期上期は増収、損失幅は縮小。通期では利益転換を見込む
  • 2024/12/12 16:30:東証グロース市場250指数先物概況:中心限月が移行し反発
  • 2024/12/12 16:18:GFA、くら寿司、gumiなど
  • 2024/12/12 16:19:藤商事 Research Memo(9):リユース品の積極活用により廃棄物の削減に取り組む
  • 2024/12/12 16:16:東京為替:ドル・円は失速、日本株にらみ
  • 2024/12/12 16:18:藤商事 Research Memo(8):2025年3月期の1株当たり配当金は配当性向30%以上を目安に55.0円を予定
  • 2024/12/12 16:17:藤商事 Research Memo(7):「アニメ」ジャンルを中心に魅力的な新機種を開発し、シェア拡大による成長を目指す
  • 2024/12/12 16:16:藤商事 Research Memo(6):2025年3月期業績は期初計画を据え置くも上振れ余地あり
  • 2024/12/12 16:15:藤商事 Research Memo(5):業界全体が緩やかな縮小傾向を辿るなか、スマート遊技機の開発力が成長のカギ(2)
  • 2024/12/12 16:14:藤商事 Research Memo(4):業界全体が緩やかな縮小傾向を辿るなか、スマート遊技機の開発力が成長のカギ(1)
  • 2024/12/12 16:13:藤商事 Research Memo(3):2025年3月期中間期は新機種の販売が順調で大幅増収増益に
  • 2024/12/12 16:12:日経平均寄与度ランキング(大引け)〜日経平均は大幅4日続伸、アドバンテストやファーストリテが2銘柄で約154円分押し上げ
  • 2024/12/12 16:12:藤商事 Research Memo(2):アニメジャンルやホラーなど人気IPを利用した斬新な機種開発に定評
  • 2024/12/12 16:11:藤商事 Research Memo(1):新機種の稼動力に手応え、2025年3月期業績は上振れ余地あり
  • 2024/12/12 16:00:日経平均は大幅高で4日続伸、米ハイテク株高を材料に一時40000円台を回復
  • 2024/12/12 15:47:東証業種別ランキング:石油・石炭製品が上昇率トップ
  • 2024/12/12 15:35:D&Mカンパニー Research Memo(5):F&Iサービスが順調、C&Brサービスは大型物販案件により増収(2)
  • 2024/12/12 15:45:日経平均大引け:前日比476.91円高の39849.14円