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損切りか保有かを決める最大逆行幅入門
本書はAdvantageシリーズだけあり、内容は高度である。 そのため、読みやすいというわけではないように感じる。 数回の読み直しを求められるが、内容的には非常に満足できるものである。 本書を理解すれば、副題にもあるように、「損切りすべきか、持ち続けるべきか」 というトレード上の問題を解決に導く一助となるはずだ。 内容は非常に論理的な論調であり、納得しながら読み進められるように配慮してある。 巷では、「論理」という名前を冠したセミナーなどが横行しているが、その類のモノとは まさに一線を画す内容であろう。 MAE(最大逆行幅)という概念を使い、統計的にポジションを判断するというアプローチは 非常に実践的である。 また、他のパンローリング社の書籍と併読されると、より自身のトレード技術が上がるのではないかと思う。 私自身も今まで、様々なセミナーなどに参加してきたが、「論理」とは程遠く、単なる 「経験則」を論理と吐き違えているようなものしかなかった。 10万以上もする無意味なセミナーに参加されるより、本書をぜひ先に一読される事をお勧めしたい。 相場における本当の「論理」が理解できるようになると思う。
ラオウちゃん、40代、医師
ベストセラー『投資苑』の著書 アレキサンダー・エルダー氏が『投資苑』の中でトレードを成功させるには、3つのM「Method(手法)、Mind(心理)、Money(資金管理)」が大切と書かれています。 手法についての書籍は巷に溢れています。心理についての書籍もここ最近、ちらほら見るようになってきました。ただ、資金管理の重要性を理解している方が少ないのか関連書籍は少ない状態です。本書のような資金管理、リスク管理について書かれた本書の存在はとても貴重です。 私はポジションを持った後、どのタイミングで負けトレードと判断するか?置いた損切りの場所は適切だったか?という事が一番悩む所ですが、MAE(最大逆行幅)という概念を本書で与えられ大変参考になりました。 トレードのパフォーマンスを向上させる上で、トレードの記録をつける事は大事でそれを実践している人も多くいると思います。ただ、本書に書かれているMAE(最大逆行幅)まで記録している人はどれぐらいいるのでしょうか? まだ、記録を付け始めた段階ですが、この記録によってトレードのパフォーマンスを大きく向上させられる可能性があるのではないかと思いました。 私は、運よく本書でMAEという概念を知ることが出来たので今後のトレードに役立てたいです。 ペンネーム:マックス トレード歴:7年 30歳会社員
この本は、経験豊富なプロのトレーダーやアナリスト向けの内容に焦点を絞り込んだ The Trader's Advantageシリーズの一つです。 入門書や経済に関する本など、実際の利益が出るトレードのためにはあまり役に立たないことが多いと思われる書籍は山ほどありますが、こういった実践的な本は、相対的にあまり多くないと思われますので、この The Trader's Advantageシリーズをどんどん翻訳・出版してくださるようお願いしたいところであります。 この本の主旨は、自分のトレードについての最大逆行幅がわかることによって、自分のトレードを改善することができるといったものです。特にシステムトレードにやる方にとっては、たくさんの過去のトレードをシュミレーションすることにより、最大逆行幅がわかることによって、どこにロスカットをおいたらよいかがわかるので、役に立つ可能性が高いと思います。裁量トレーダーにとっても自分のトレードを長く記録することによって、この最大逆行幅などを利用することができるでしょう。 また、値幅とボラティリティが上昇したときにロスカットの幅の変え方や、マーティンゲールの考察などといった役に立つ考え方が書いてあります。マーティンゲールは、資金が無限にあるとき以外はやるべきではないというのが定説ですが、資金が少なくて一気に増やしたいときなどに使える可能性があるのかなと思います。 巻末には、エクセルで最大逆行幅などの計算方法がかいてありますので、どうやったら効率よく利益を増やすことができるかといったことを目指す方などには、とても役に立つ本だと思います。よって、一冊は常に手元に置いておきたい本であると思います。 bblue 自営業兼投資家 40代 商品説明ページへ お買い物かごに入れる
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