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魔術師に学ぶFXトレード プロ化する外国為替市場への普遍的テクニック中原駿 パンローリングシステムトレードの研究報告書みたいで興味深かったです。 後半の資産管理や心得では、簡潔に記載されている割に、新たな発見のある内容でこちらも勉強になりました。 (東京都 H.K様)
本書は著者の中原氏がパンレポートプレミアムサイト内で連載している「短期トレーディングの手法」から、FXに関する部分を抜き出し、FXの最新情報を追加してまとめられたものです。内容は大きく3つに分けられ、第1章ではFXの市場構造について、第2〜第5章ではトレード戦略について、第6章ではトレード心理について書かれています。 まず第1章では、なかなか知ることのできない、FX市場の内部構造と市場参加者の行動パターンについて書かれています。FX市場ではありませんが、私の経験では、この内部構造や行動パターンを利用したトレード戦略は驚異的なパフォーマンスを上げることが多々あります。利用するパターンが継続する限りという限定条件はありますが、FX市場で利益を上げようとする方には必見でしょう。 次に第2章から第5章ですが、紹介されているトレード方法は安定的に利益を上げているものが少なく、ここに期待されている方は少し失望してしまうかもしれません。考え方を学び、自分自身でトレード法を作り出す必要があります。しかし第5章の資金管理は重要です。ここまで解りやすくまとめられているものはなかなかありません。 短期トレードの最大のメリットは、売買回数を多くすることによる複利効果の享受です。株式市場や先物市場では、オプティマルFやケリーなどで最適枚数を出しても、通常は証拠金の制限や流動性の限界などによって計算された枚数を建てることができず、複利効果を活かしきることはできません。ですがFX市場は、200〜400倍の高レバレッジと無限ともいえる流動性により、複利効果を最大限に活かしきれます。短期間に資産を築きたいという方には必須になる部分でしょう。 最後の第6章では、トレードを続けていく上で重要な、トレード心理、トレード考察法について書かれています。毎日トレードを続けていると多くのことに悩むようになります。私の場合は、運用がうまくいかないときはトレード戦略の取捨選択に悩み、運用がうまくいき資産が増えだしてからは日々の損益のブレと日常の金銭感覚とのズレに悩みました。私がこのような悩みを軽減させることができたのは、自分自身のトレード哲学を構築することができるようになってからです。この章にはその構築のためのヒントが満載です。私と同じようにトレードで悩みを抱えている方にはとても重要になる章です。 トレード技術はいくら努力していても、努力する方向が間違っている場合は伸びません。私は本書の基となった「短期トレーディングの手法」でトレードの基本を学ぶことによってトレード技術が飛躍的に伸びました。なのでひいき目に見ている部分もあるかもしれませんが、本書を参考にしてトレードを実践し努力していけば、トレードの上達は間違いありません。 本書からさらに次のステップとしては、トレード戦略については「短期トレーディングの手法」を、FXの情報については「DVD 中原駿の為替マーケットのテクニックとリスク管理セミナー」を見るとよいでしょう。 (ザキ、20代、会社員)
第二章ではタートルズのトレンドフォロー戦術が検証されている。シンプルなルールで、Profit Factorが2.0を超えるようなシステムが紹介されているが、直近年月での成績の落ち込みや、P/Lフィルターや単純な市場分散が明快に機能するわけではないという厳しい現実をつきつけられる。その他、ピラミッディングに関しても検証されている貴重なトレンドフォロー検証データ集だ。 第三章の短期ブレイクアウト戦術では、冒頭にきっぱりと「残念ながら、ほとんど使い物にならなかった。」と本音を書く。 第四章の逆張り戦術に関しては、著者の核心が隠されているように思われる。ここだけは検証結果が割愛されている。第二章のトレンドフォローと、第四章の逆張りを併せるだけでも、かなりの戦略が築けるのではないだろうか。 また、全体を通して著者の経験を通して得られた金言が、随所に散りばめられている。気がつけばマーカーだらけになった一冊である。 (益荒男 20代 医師)
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