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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2025/04/16 09:30,
提供元: フィスコ
日経平均は17円安でスタート、アドバンテストやソフトバンクGなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;34249.82;-17.72TOPIX;2515.81;+2.46
[寄り付き概況]
16日の日経平均は17.72円安の34249.82円と3日ぶり反落して取引を開始した。前日15日の米国株式市場は反落。ダウ平均は155.83ドル安の40368.96ドル、ナスダックは8.31ポイント安の16823.17で取引を終了した。主要銀行決算を好感した買いに寄り付き後、上昇。その後、政府報道官がトランプ大統領の見解として、中国には取引する必要性があるが、我々にはないと強気の姿勢を表明したため、米中貿易摩擦の悪化、長期化する可能性が警戒され、下落に転じ、下げ幅を拡大した。
今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が下落したことが東京市場で株価の重しとなった。また、米中貿易摩擦の激化懸念やトランプ米政権の関税政策の不透明感が意識され、引き続き買い手控え要因となった。一方、昨日の米株式市場で主要3指数が3日ぶりに反落したが、下落幅が限定的だったことから東京市場で売り急ぐ動きは見られなかった。また、海外市場で米長期金利が弱含みで推移したことが東京市場で安心感となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された2月の機械受注統計は、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)が前月比4.3%増だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は0.5%増だった。今日は日本時間午前に、1-3月期の中国国内総生産(GDP)、3月の中国小売売上高、3月の中国工業生産高などが発表される。