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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/02/17 08:39, 提供元: フィスコ エフ・コード---下期の各種投資を吸収しつつ、2024年12月期は過去最高業績*08:39JST エフ・コード---下期の各種投資を吸収しつつ、2024年12月期は過去最高業績エフ・コード<9211>は2月14日の大引け後、2024年12月期決算(IFRS)を発表した。売上収益は前期比106.7%増の5,130百万円、営業利益は同122.2%増の1,432百万円、税引前利益は同118.7%増の1,322百万円、当期利益は同94.9%増の934百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益は同88.8%増の905百万円、当期包括利益合計額は同94.9%増の934百万円で着地した。 同社グループでは、CXデータの質及び量の増強を図ることや、サービスのケイパビリティを拡張させることでサービス間のクロスセル等のシナジーによる収益向上を目的として、積極的にM&Aを実行している。2024年12月期においては具体的に4件のM&Aを実行しており、2024年1月17日付で株式会社BINKSの株式の一部を取得、2024年4月1日付でラグナロク株式会社の全株式を取得、2024年11月5日付で株式会社SpinFlowの株式の一部を取得、2024年11月25日付で株式会社BUZZの全株式を取得して、それぞれを連結子会社化した。 黒字企業・事業を合理的なEBITDA倍率で獲得し、収益性を戦略的に強化してきた結果、M&Aによる獲得事業を通じてプロダクトおよびサービス、ケイパビリティが拡大したことが業績に大きく貢献した。また、テクノロジー・SaaS及び各種プロフェッショナルサービスの受注が底堅く推移したことで、下期に事業・人材・AIに投資を実行しながら、過去最高業績を達成した。 2025年12月期(IFRS)の業績予想については、売上収益が前期比94.9%増の10,000百万円、営業利益が同53.6%増の2,200百万円、税引前利益が同53.7%増の2,033百万円、当期利益が同41.3%増の1,319百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益が同41.9%増の1,285百万円としている。既存のグループ各社の成長維持を目指しつつ、引き続きグループの企業価値向上に向けてM&Aを積極的に推進していく方針だ。直近では、既に2025年1月17日付で株式会社ゼロタスの株式取得を実行し連結子会社化した他、同2月14日付で株式会社Ciel Zeroの一部株式を取得し新たに連結子会社としている。こうした動きを加速していくことにより、一層の収益性向上や競争力強化、グループ経営による事業活動及び経営管理機能の強化・効率化を図っていく。なお、2025年2月15日以降、開示・実行するM&Aについては業績予想には織り込んでいない。 《FA》 記事一覧 |