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フィスコ投資ニュース配信日時: 2025/02/17 15:26, 提供元: フィスコ シンシア---24年12月期は増収増益、主力のコンタクトレンズ事業が増収増益に*15:26JST シンシア---24年12月期は増収増益、主力のコンタクトレンズ事業が増収増益にシンシア<7782>は14日、2024年12月期連結決算を発表した。売上高が前期比9.7%増の65.39億円、営業利益が同28.6%増の4.84億円、経常利益が同4.8%増の4.68億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.1%増の3.01億円となった。 コンタクトレンズ事業の売上高は60.74億円(前期比2.9%増)、セグメント利益は6.28億(同9.1%増)となった。クリアレンズは主力製品であるシリコーンハイドロゲル素材コンタクトレンズ「シンシアワンデーS」が眼科医、ユーザーから高評価を得たことから取扱店舗数も継続して伸長し、売上高は13.91億円(前連結会計年度比3.9%増)となり、結果、クリアレンズの売上高は31.98億円(同2.9%増)となった。カラーレンズは、クリアレンズ同様、シリコーンハイドロゲル素材の「シンシアワンデーSクレシェ」が3.36億円(同18.1%増)と大幅に増加したことに加えて、「シンシア2ウィークSクレシェ」の売上も好調に推移し7.08億円(同5.7%増)となった。プライベートブランド商品の売上高は、カラーレンズは、3.46億円(同47.1%減)と減少したものの、クリアレンズは、18.12億円(同24.3%増)と増加した。 コンサルティング事業の売上高は0.60億円(前年同期は0.60億円)、セグメント利益は0.30億円(前期比102.8%増)となった。2022年末に事業譲渡を受けた、医療法人緑風会が運営する医療脱毛クリニックの運営管理サポートによるものである。 システム事業の売上高は4.05億円、セグメント利益は0.57億円となった。リユース業界向けPOSシステムのリーディングカンパニーである、タロスシステムズの株式51%を2023年11月に取得して連結子会社とし、2024年3月に同社株式の49%を追加取得し完全子会社とした。「メルカリShop」、「駿河屋マーケットプレイス」など大手EコマースプラットフォームとAPI連携、連携強化を果たすなどユーザー拡大に注力した。 2025年12月期通期については、売上高が前期比1.7%増の66.52億円、営業利益が同44.7%減の2.68億円、経常利益が同46.9%減の2.48億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同48.4%減の1.55億円を見込んでいる。 《AK》 記事一覧 |