携帯版 トレーダーズショップへようこそ。 国内送料無料 info@tradersshop.com
題名で    お買い物かごを見る   ご注文状況    ご利用方法  FAQ
このページの携帯版

新着 2月20日更新

■投資戦術

短期売買 デイトレード
スイングトレード
スキャルピング
システム売買
テクニカル
エリオット波動
フィボナッチ
一目均衡表
酒田五法
トレンドフォロー
逆張り
アノマリー 裁量
ファンダメンタル
成長株 決算書 FAI
サヤ取り 資金管理
心理 行動心理学
危機 占星術 格言

■対象市場・商品

オプション 225先物
FX (為替) CFD
商品先物 ゴールド
中国株 海外投資
不動産投資
ポーカー

■人物

相場師朗 石原順
岩本祐介 たけぞう
日経OP売坊
結喜たろう
W・バフェット
W・D・ギャン
B・グレアム
R・A・メリマン
W・J・オニール
ジム・ロジャーズ
ラリー・ウィリアムズ

■製品・サービス

カレンダー New!
セミナー DVD CD
メタトレーダー (MT4)
ソフトウェア レポート
雑誌 定期購読
小説・読み物
漫画 ゲーム 場帳
オーディオブック
 聞くには
アウトレット 9割引

■その他

新着 初心者向き
信用取引
金融工学
他店で入手困難
ブルベアグッズ

トップページ
電子メール
事務所のご案内
法定表示等
a@panrolling.com

フィスコ投資ニュース

配信日時: 2025/02/20 18:03, 提供元: フィスコ

ラクトJPN Research Memo(3):商社とメーカーの機能を併せ持つハイブリッド経営で事業領域を拡大(1)

*18:03JST ラクトJPN Research Memo(3):商社とメーカーの機能を併せ持つハイブリッド経営で事業領域を拡大(1)
■ラクト・ジャパン<3139>の事業概要

同社は、乳製品原料、機能性食品原料、食肉及び食肉加工食品などの食品原料を輸入する独立系の食品専門商社であり、乳製品原料の輸入販売事業をベースに事業領域を拡大し、着実な成長を続けてきた。単一セグメントで事業部門は、乳原料・チーズ部門、食肉食材部門、機能性食品原料部門、アジア事業(乳原料販売部門)、アジア事業(チーズ製造販売部門)、その他で構成される。なお、今後の成長が期待される機能性食品原料部門は、前期までアジア事業・その他に含めていたが、事業規模の拡大に伴い、2024年11月期より独立した部門として売上高、販売数量を開示した。2024年11月期の連結売上高構成比は、乳原料・チーズ部門が66.8%、食肉食材部門が12.7%、機能性食品原料部門が3.0%、アジア事業(乳原料販売部門)が12.6%、アジア事業(チーズ製造販売部門)が3.3%、その他が1.5%となっている。

1. 乳原料・チーズ部門
海外から乳原料やチーズを輸入し、国内の乳業・食品・菓子・油脂・飲料・飼料メーカーなどに販売している。乳原料は、生乳から派生した全粉乳、脱脂粉乳、バター、クリーム、ホエイや、それに砂糖や油脂などを加えて一次加工した乳調製品を取り扱う。乳調製品は、アイスクリームやヨーグルト、乳飲料などの乳製品のほか、パンや菓子など加工食品の原料として幅広い食品に使用されており、粉乳調製品、バター調製品、ココア調製品など取扱品目は500種類超に及ぶ。チーズは、主にナチュラルチーズ(主にゴーダ、チェダー、モザレラ、クリームチーズなど)を輸入し、国内乳業メーカーなどにプロセスチーズ※やシュレッドチーズなどの原料として販売している。

※ プロセスチーズ:数種類のナチュラルチーズに乳化剤などを加えて加熱して溶かし、再び成形したチーズで、加熱によって乳酸菌や酵素が死滅するので、カビが生えにくく保存性に優れる。また、数種類のナチュラルチーズを混合し消費者の嗜好に応じた味を作ることができる。

乳製品原料は海外との内外価格差が大きく、国内生産者保護の観点から非関税措置により輸入が制限されてきたが、1988年に日米交渉によってプロセスチーズ、アイスクリームなどの乳製品の一部について輸入数量制限が撤廃された。その後、1993年に妥結した多国間貿易交渉(GATTウルグアイ・ラウンド)において、指定乳製品など※の1995年からの関税化と関税率の削減が合意された。この合意に基づき、1) 日本がWTOに約束している輸入最低数量(生乳換算で13.7万トン/年)のバター・脱脂粉乳などの(独)農畜産業振興機構によるカレント・アクセス輸入、2) 民間需要者などに一定数量に対し低関税が割り当てられる関税割当輸入、3) 定められた関税を支払えば誰でも指定乳製品などを輸入できる一般輸入、の3つの輸入形態が整備された。その後、日豪EPA(経済連携協定)、CPTPP(環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(通称TPP11))、日EU・EPA(日EU経済連携協定)、日米貿易協定が次々と発効され、関税割当の数量拡大及び関税の低減が進んでいる。

※ 指定乳製品など:畜産経営の安定に関する法律で定められた規格に適合する、脱脂粉乳、バター、ホエイ及び調製ホエイ、練乳などの乳製品を指し、関税化により輸入が認められている。

国内の生乳生産量は、酪農家の廃業などにより中長期的に減少傾向にある。一方、国内の乳製品需要は、健康を志向した機能性ヨーグルトの定着や食生活の変化などにより堅調に推移している。2023年度の国内消費量1,170万トン(生乳換算)のうち、国内生産量は732万トン、輸入量は455万トンと、輸入比率は約38%である。同社は乳製品の輸入自由化を背景に、原料の需給ギャップを埋め、円滑な原料調達を支える「オーガナイザー」として存在価値を発揮してきた。また、日本の販売先に対しては多様化する開発ニーズや乳製品原料の製品特性に対応し、サプライヤーに対しては高品質・高付加価値原料の開発・製造を提案していく「ビジネスパートナー」として独自の地位を築いた。

2. 食肉食材部門
食肉食材部門では、豚肉(チルド及びフローズン)をメインに、鶏肉及び鶏肉加工品、生ハム・サラミなどの食肉加工品を世界各地から輸入し、国内のハム・ソーセージメーカーをはじめとする食品メーカー、及び卸売・小売店に供給している。豚肉は、豚の育成から加工までトレーサビリティを担保した一貫生産を行う米国トップクラスの大手食肉メーカーのSeaboard Foods LLC(以下、Seaboard Foods社)をメインサプライヤーとしながら、カナダやスペインなどのサプライソースを確保し、仕入先の多様化を進めている。生ハム、サラミなど食肉加工品は欧州の主要な産地からブランド力のある高品質な商品を輸入し、大手スーパーなどに販売ルートを持つリパックメーカー(原料である生ハムの原木を販売用途に合った形・サイズに加工し、袋詰めするメーカー)などに販売している。また、多様化する販売先のニーズに応え、牛肉や鶏肉などの取扱品目を拡充し事業の多角化を進めている。

3. 機能性食品原料部門
新たな成長の柱として機能性食品原料販売に注力している。2015年に機能性表示食品制度がスタートして以来、「食と健康」「食の機能性」が注目され、ヨーグルト、ガム、チョコレートなど多くの食品で機能性を謳った商品が登場し消費者の健康志向が高まった。同社では、2020年4月に事業開発本部を新設し、ホエイプロテインなどの機能性食品原料の輸入販売を開始した。スポーツプロテイン原料を中心としてスポーツニュートリション業界、美容・健康業界、介護業界、食品業界向けに需要が伸びており、乳由来の高たんぱく原料をはじめ、様々な機能を持つ食品原料の取り扱いを拡充し、ホエイプロテインとの組み合わせを提案して差別化を進めている。また、ECサイトでプロテイン製品を販売する、工場を持たないブランドオーナーやスポーツジムなどに対して、同社が調達した原料を用いて、OEM生産が可能なパートナーとともに乳製品の特性を活かした最終商品の企画・開発を提案するなど、付加価値を高めたビジネスも展開している。今後は、乳由来の原料に加え、植物由来原料やゼラチン・コラーゲンなど、健康に資する機能を訴求できる原料にこだわり、取扱商品の幅を広げ事業を拡大する計画だ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 松本章弘)


《HN》

記事一覧

  • 2025/02/21 23:44:NY外為:円売りも限定的、日銀総裁発言受けて円買い後退も
  • 2025/02/21 22:44:【市場反応】カナダ12月小売売上高、伸びは予想以上に拡大、加ドル買い
  • 2025/02/21 20:08:ミロク情報サービス---新リース会計基準に対応した資産管理・減価償却システムを順次提供予定
  • 2025/02/21 20:06:リソルホールディングス---2025年3月期通期業績予想および配当予想の修正
  • 2025/02/21 20:03:FCE---株式分割および定款の一部変更、配当予想の修正
  • 2025/02/21 19:57:欧州為替:ドル・円はもみ合い、ユーロ・円は軟調
  • 2025/02/21 19:20:欧州為替:ドル・円は底堅い、150円半ばを維持
  • 2025/02/21 18:32:東証グロ−ス指数は3日続落、3連休前に見送りムード
  • 2025/02/21 18:15:日経平均テクニカル: 3日ぶり反発、連日の25日線割れ
  • 2025/02/21 18:04:21日の香港市場概況:ハンセン3.99%高と反騰、テック株主導で3年ぶり高値
  • 2025/02/21 17:58:日本調剤など
  • 2025/02/21 17:23:21日の中国本土市場概況: 上海総合0.9%高で年初来高値、電子情報関連に買い
  • 2025/02/21 17:13:東京為替:ドル・円は堅調、午後は失速も持ち直し
  • 2025/02/21 17:06:欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、円買い圧力継続もドルに買戻し
  • 2025/02/21 16:43:日経平均寄与度ランキング(大引け)〜日経平均は3日ぶり反発、中外薬や東エレクが2銘柄で約57円分押し上げ
  • 2025/02/21 16:41:NY金は3000ドルへ サンワード証券の陳氏
  • 2025/02/21 16:39:植田日銀総裁発言による円高一服で買い戻し【クロージング】
  • 2025/02/21 16:35:東証業種別ランキング:非鉄金属が下落率トップ
  • 2025/02/21 16:35:日経VI:小幅に上昇、市場心理は一方向に傾かず
  • 2025/02/21 16:30:東証グロース市場250指数先物概況:連休前のポジション調整で3日続落
  • ■投資ニュース

  • 2025/02/21 23:44:NY外為:円売りも限定的、日銀総裁発言受けて円買い後退も
  • 投資戦略フェア2025 人気講演ランキング (2/18更新)

    バックナンバー

    STF/ussi「50億円かせいだSTFさん登場!」

    1. STF/ussi「50億円かせいだSTFさん登場!」
    2. 井村俊哉「アルファを追求せよ!日本株投資戦略」
    3. エミン・ユルマズ「世界経済と市場の未来予測」
    4. 「馬渕磨理子の資産形成クラブ」
    5. 桐谷広人「新NISAを活用して優待&配当で暮らす」


    ■特集

    総合ランキング
    DVDランキング
    オススメの一冊
    無料メールマガジン
    読者の御意見
    用語解説
    投資のススメ
    著者の投資コラム 携帯待受画面
    シカゴ絵日記

    カタログ: PDF (24MB) Updated!
    紙のカタログ請求

    提携プログラム
     ウェブサイト、ブログを
      お持ちの方、紹介料率
      最大20%!


    オーディオブック無料視聴

    Podcast RSS配信

    ポッドキャスティングの受信ソフトにこのバナーのアドレスを登録すると、新しいオーディオブックが更新された時に自動でダウンロードされ、より便利にお楽しみいただけます。このアイコンをiTunesにドラッグ&ドロップすると自動的に登録されます。