私はチャートやテクニカルを含め、所謂セオリーと呼ばれるものを、
敢えて全くと言っていいほど学ばずに、自分で考える事、
オリジナルの手法を編み出す事を重要視してきました。
そのため読み物としてはたまに読んでも、勉強のために投資本を
読んだ事はほとんどないのですが、株を初めて1年くらい経った頃、
たまたま手に取ったこの本は非常に面白かった記憶があります。
というのも、この方は「分析」することが非常に好きで、
統計的なものから法則を探すのではなく、例えば比例配分は
どういったしくみになっているのか。どうすれば有利な位置をとれるのか。
といったようなことをを考えながら分析していくので、
自分と考え方が似ており、面白く、またためになる本でした。
ただこの本は東証1部昇格狙いに重点をおいており、
他にももっと興味深い分析が、著者のHPに公開してあったのですが、
残念ながら今は閉鎖されてしまって見れないのが悔やまれます。