私は今、日本の財政破綻が、真近に迫っていると考えています。
そういう意味では直近の市場はそう明るいものではないでしょう。しかし、日本人の優秀な頭脳や勤勉な労働意欲を活かせる時はまたやってくるのです。財政破綻とともに起こる大幅円安で5年後10年後の日本は国際競争力を回復し、経済は大回復していると確信しているからです。いまある閉塞感が、いつまでも続くわけではないのです。
とはいえ、残念ながら大回復の前に起こりうるクラッシュには備えなければなりません。それには先物を中心とするデリバティブの知識は欠かせません。デリバティブの知識を身につけデリバティブを駆使した人が生き延びるのです。そのデリバティブですが、個人の使い勝手が良いデリバティブが最近、どんどん、取引所から提供されてきています。戦後の混乱期のように「豊かな人が貧乏」に「貧乏な人が豊かな人」に簡単に変わってしまう時代に突入です。今こそ勉強をして逆境をチャンスに変えましょう。
藤巻健史(ふじまき・たけし)
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元モルガン銀行東京支店長。日本の債券・為替・株式トレーダー。
一橋大学商学部卒業後、三井信託銀行入社。1980年ノースウエスタン大学ケロッグスクールでMBA取得。1985年モルガン銀行に転職し、「伝説のトレーダー」の異名を得るほどの実績で、当時の外資系銀行としては異例の日本人東京支店長に。ジョージ・ソロスのアドバイザ―を経て現在、フジマキ・ジャパン代表取締役。13年間に渡って、一橋大学経済学部でデリバテイブの授業を担当中。
週刊朝日「案ずるよりフジマキに聞け!」、日経ヴェリタス「フジマキの法則」好評連載中。おもな著書は『
藤巻健史の実践マーケット集中講義』(光文社新書)『マネー避難』(幻冬舎)など。その他、テレビ出演多数。ホームぺージはhttp://www.fujimaki-japan.com/
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為替相場と楽しく付き合う
為替市場は他の金融商品と異なり、平日は24時間オープンしていていつでもトレードチャンスがあります。また、市場参加者も世界中の貿易取引業者、金融機関、投機筋、中央銀行から個人に至るまで幅広い層に及びます。しかも流動性が高くインサーダー情報にも惑わされない非常に公平なマーケットです。こうしたメリットを活かすことができればプロに頼らずとも個人でもFXトレードで自己資産の保全を図ることや、投資商品として有効に活用することが可能になります。相場ですからリスクは付きものです。
でも「FXトレードはリスクが大きいから」としりごみする前に、1日2兆ドルもの出来高を誇る世界最大の金融市場で自身のトレードセンス=投資能力を試してみませんか?このセミナーでは為替相場の基礎や自己管理の大切さを学んで頂くと同時に、基本チャートを有効に活用するトレード法についてお話し、波動に逆らわずに為替相場と仲良く付き合うことの大切さを伝えたいと思います。継続は力なり。
川合美智子(かわい・みちこ)
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旧東京銀行(現、三菱東京UFJ銀行)在勤の1980年より若林栄四の下で罫線分析を研究、習熟する。同行でカスタマー・ディーラーとして活躍した後、1989年より在日外銀でカスタマー・ディーラーとして、また、外国為替ストラテジストとして抜群の人気を博す。罫線分析を基にした為替相場コメントには定評がある。現在、(株)ワカバヤシ エフエックス アソシエイツの代表取締役 兼 外国為替ストラテジスト。日経CNBC『デリバティブマーケット』、『ストックボイスTV』に出演中。ブログ『川合美智子の為替相場と楽しく付き合う方法』を掲載中。『オール投資』に寄稿中。
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オプション取引の魅力は、どんな相場であっても、何らかの有効な戦略が存在す
ることです。先物取引の場合は、相場が上がるか下がるかを予想できなければ、
儲かりません。また、全く動かない相場が続くような時は、参加を見送ることに
なるでしょう。しかし、オプションの場合は違います。オプションを使いこなせ
ば、単なる相場の上げ下げだけではない複雑な相場観を、効率よく収益に結びつ
けることができるのです。
しかし、このオプションの魅力を最大限引き出すためには、どうしても「知識」
が求められます。当然、「デルタ」や「ガンマ」などの「リスクパラメータ」の
知識は、最低限おさえておく必要があります。「リスク」の計算をするためにも
避けて通れません。
今回は、難しいと誤解されがちなオプションのリスクパラメータの基礎知識を、
個人投資家目線で説明します。また、単純に相場観だけで戦略を選ぶのではな
く、「資金量」や「ライフスタイル」まで考慮に入れて、自分に合った戦略を見
極める方法についてもお話したいと思います。
塙 麻紀子(はなわ・まきこ)
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シンプレクス・インスティテュート 取締役慶応義塾大学法学部法律学科卒。学生時代より、ベンチャー企業で新事業の立ち上げなどに関わる。現在はシンプレクス・インスティテュートで働く傍ら、個人投資家として、主に日経平均の先物やオプションを売買しており、セミナーや講演会にて投資の啓蒙活動も行っている。日本ファイナンシャル・プランナーズ協会AFP認定者。
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満員御礼 第1部は定員に達したため締切りました。
私は日本と日本人をこよなく愛し、日本を訪問するたびに東京に居を構えたいとさえ感じます。
しかしセミナーでは、世界と日本が今後どうなっていくのか、私の忌憚ない考えをお聞きいただければ幸いです。
私が投資で成功しつづけたのは、自分の感情に左右されることなく、事実に基づいた現実の分析と将来への予測を行い続けてきたことにあるからです。私が考える魅力的な商品や皆様のご質問にお答えしたいと思います。
ジム・ロジャーズ(Jim Rogers)
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クォンタム・ファンドを立ち上げ、ファンドは10年の間に4200%の驚異的なリターンを実現(同期間のS&Pの上昇率はわずか47%)。バフェットやピータ・リンチなどとともに世界三大投資家の一人としてその名を轟かせ、37歳でファンドマネージャーを引退。その後1998年にはRogers International Commodity index(RICI)を設立。このファンドは、1998年8月1日以来289.64%の上昇を達成している。
また冒険投資家として二度の世界一周旅行を成し遂げ、116カ国152,000マイルの旅のギネス記録も持つ。
彼の国際社会・経済の分析の着眼点の鋭さは世界中の多くの投資ファンを魅了する。
投資対象も株式にとどまらず為替・原油や金・貴金属などの商品など多岐にわたる。
「絶望が支配している間に踏み入れなければ大きな利益は上げられない」と言うが果たして日本はどうなのだろう?
日本の未来に対して遠慮のない現実と将来予測をする。
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