あなたにピッタリの投資手法がきっと見つかる投資実践ノート
石川臨太郎
パンローリング
A5判 214頁 2006年6月発売
本体 1,600円 税込 1,760円
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儲け続けるためのカギは“己”にあり!
自分を知り、投資力を養うことで、
稼げる投資家から稼ぎ続けられる投資家へ。
中国の有名な戦略家である孫子は、その兵法のなかで「敵を知り、己を知らば、百戦危うからず」と述べている。
株式投資という名の戦いにおいて、敵(=自分以外)を知る方法は増えている。だが、孫子が述べている「己」についてはどうだろうか。実際のところ、自分のことは棚に上げたまま放置している投資家が多いのではないだろうか。
ここで、ちょっとした質問をしてみよう。あなたは、「自分がどんな投資家で、自分にはどんなクセがあって、どういうときに買いたくなって(=どういう理由で買って)、どういうときに手仕舞い(=どういう理由で利食いあるいは損切った)したくなるのか」、すぐに答えることができるだろうか。
すぐに答えることができたあなたは自分のことを知っている投資家と言えよう。逆に、答えられなかったあなたは、まずは「自分のこと」を知る必要があると言えよう。自分がどういう人間なのかわからなければ、優れた投資手法を学んだとして、それを“自分流”に合わせていくことができないからである。
本書は、己を知ることを目的に作られた、おそらく投資本としては初の試みである。毎日毎日、同じこと繰り返し続けることで、目的を再確認して潜在意識の中にインプットし続ける。この行動を重ねていくことで、「どういうときに成功しやすく、どういうときに失敗しやすいか」がわかってくるはずだ。何となく稼げていた投資家から、しっかりとした根拠を持って稼げる投資家、つまり稼ぎ続けられる投資家になれるはずだ。
相場でうまくいっている人の多くは記録をつけているという。このことは、面倒ではあるが地道な作業の連続が「稼ぐ」には必要になることの表れと言えよう。本書に載せてあるノートを使って、まずは1ヶ月、自分と見つめ合ってみてはいかがだろうか。
【お知らせ】
本書にはお試しとして1ヶ月ぶんのノートが載せてあります。追加でノート部分をご必要の方はこちらをご覧ください。
まえがき
株式投資で毎年、毎年、安定的に利益を上げ続けられる投資家に自分を鍛える。自分を鍛えていくためには日々どんなことを実行していくのかを考えるのがこの本の目的です。
私は平凡きわまりない投資家です。でも、そんな私だからこそ役に立てることがあるのではないか、いろいろ失敗をしながら学んで一歩一歩、自分を鍛えた道筋をご紹介することが普通の投資家たちの成長のヒントになるのではないか、そう考えて今回、筆をとりました。
(全文を読む)
目次
第1部 投資実践ノートをつける意味
第1章 投資ノートは儲け続ける力をつけるための魔法のアイテムです
相場環境が良くても儲けられるわけではない?/1000万円以上の損……。私も稼げない投資家でした/自分を見つめ直してからは成績が安定/“儲け力”を養う道具が投資実践ノートです
第2章 投資実践ノートの効用
第1節 本当の自分がわかる(効用1)
投資実践ノートをつけることで、本当の自分を把握できる/投資実践ノートをつけることで己の何を知るのか/投資実践ノートをつけることで、失敗の原因を知る/投資実践ノートをつけることで成功の要因についても知る/
第2節 投資実践ノートで自分のノウハウ集を作る(効用2)
第3節 投資に必要な基本能力が鍛えられる(効用3)
毎日を振り返ることで自分を着実に変化させる力がつく/計画的に物事を進める力がつく/分析力が身につく
第2部 投資実践ノートの使い方
第1章 「自分の夢」欄に目的を書く(ビジョンを掲げる)
第2章 目標を作る(具体的な数値目標を書く)
第3章 適正ポジション(最大損失額)を決める
第4章 「アイデア」欄に思いついた知恵を書き留めておく
第5章 毎日のチェックで自分自身を見つめ直し、明日へつなげる
第6章 「今日のヒント」から知恵を学ぶ
第7章 資産残高表に日々の成績をつけながら投資の成果を全体で把握する
第3部 投資実践ノートをつけるとき意識すべき大切なヒント
その1 投資実践ノートとともに持続的に着実に
その2 自分のメンタル・タフネス度を強化しよう
その3 相場における罪とは?
その4 投資のルールは見直しを
その5 撤退する(ポートフォリオを縮小する)勇気をもつ
その6 投資手法の学び方(自分流を付け加える)
その7 万能の投資手法を求めず、自分用の投資手法を強化する
第4部 実際にノートをつけてみましょう
(現代の錬金術師シリーズ)
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