携帯版 | ||
|
[電子書籍] 徳山秀樹のデイトレード運用法ベテラン度:
★★☆
徳山秀樹パンローリング ダウンロード販売 KeyringPDF 15ページ 0.5MB 2007年10月発売 本体 1,000円 税込 1,100円 品切れのためご注文いただけません。 (発送可能時期について) Tweet 安定収益を上げ続けている専業トレーダー、徳山秀樹氏のデイトレード理論をついに電子書籍化。 本文より抜粋1.はじめにレポートではまず現在運用の主力としている独自のデイトレード理論(以下、徳山式トレード)について解説したい。 専業トレーダーを6年以上続けてきたノウハウが詰め込まれており、同じ志を持つ方の参考になればと考える。 但し、かなり割り切った大胆な手法で、すべての人に受け入れられるものとは考えていないので了承願いたい。 2.徳山式デイトレードのバックグラウンド 突っ込みからのリバウンド狙いで短期スイングトレードを中心にしてきた私がデイトレードに傾注するようになったのは、
これらを満足するシンプルなルールに基づくデイトレード理論を手にしたことで、曖昧さの残る理論に基づいたそれまでのスイングトレードを徐々に追いやっていったという図式である。 まず(1)、毎日少なくても確実に利益を得たいという点は、 実際に専業トレーダー生活を始めてから強く感じるようになっていた。 スイングトレードでは実際に利益が出るのは最後に手仕舞いを終えてからである。 それまではどんなに含み益が膨らんでいたとしても、それを確定するまでは不安感が拭えない。 もちろん、すべてがうまくいくわけでもなく損失に終わるトレードもあるので、先行きは常に不透明だった。 さらに専業化後も日経平均株価は下げ止まらずついに1万円を割り込んで底が見えない相場状況ということもあったが、カラ売りもせずにリバウンド狙い中心の短期トレードは常に恐怖心との闘いであり、それなりの成果をあげていたものの精神的に楽ではなかった。 次に(2)、限られた投資資金を有効活用したいという点は、(1)とも絡んで小資本トレーダーの悲願である。 デイトレード以外の時間軸の投資では、取引時間外における外部環境の激変といった計算外の動きに備えて余裕を持った資金管理が必須である。 特に信用取引で想定外の動きが発生すると、レバレッジ効果で含み損が拡大して保証金が不足して追証が発生してしまう。 そうした事態を避けるためにも、資金枠を目一杯使うことは通常しない。 とはいえ小資本トレーダーが少ない資金を分割して非常用の資金を確保していては効率が悪い。 だがデイトレードに特化すれば、投入した投資資金は必ずその日のうちに回収するので、非常用資金をキープせず大胆に投入可能と考えた。 これを毎日繰り返していければ資金効率は抜群で、まさに限られた資金を最大限有効に活用できる手段と考えている。 著者紹介約12年間のサラリーマン生活を経て、2001年に専業トレーダーとして独立。約20年の株式投資経験とサラリーマン時代に培った管理手法をもとに、株式投資の不確実性を極力排除して年間1000万円以上の収益を安定して上げ続けている。 現在はこのデイトレード理論を、自動売買システムにして運用中。 著書に『毎日5万円を株で稼ぎ続ける方法』がある。 ブログ「 徳山秀樹の個別株自動売買システム運用記」 私が専業トレーダーになるまで私が株式投資を始めたのは1987年のことで、まだ学生でありながら50万円を元手に挑戦しました。今のようなオンライントレードはなく対面注文(実際には電話注文)でしたが、当時はバブル絶頂に向けて株価は右肩上がりであり、押し目を買っておけばたいがい間もなく利が乗ったので、こうした売買を繰り返して利益を積み重ねていました。株式投資を始める前からパソコンに興味があった私は、これを株式投資に活用したいと考えました。データさえ揃えば、指定した条件に合致する銘柄を抽出する作業(プログラミング)は簡単で、是非とも実現させたかったのです。 当時は殆どなかったチャートを表示させるソフトを手に入れてプログラムを勉強して、任意の銘柄の株価データを入力すればその銘柄のテクニカル分析やチャートを表示するプログラムを独自に作りました。 もちろんプログラミングについては完全な独学です。 しかし肝心の株価データは新聞の株価欄を見て手入力するしか方法がありません。幸い当時はバブル絶頂に向けて「鉄が飛び、船が舞う」ような時代で自己資金で買える銘柄は鉄鋼、造船、海運、電力くらいしかなかったので、それらの約50銘柄をフォローしておけば十分で、それを地道に続けてデータを分析しました。 就職後は仕事が忙しく株式投資をする余裕はしばらくなかったのですが、バブルが崩壊して平均株価が節目を割り込むたびにニュースで大きく報道され、その度にかつて売買していた銘柄の株価を新聞でチェックすると大きく値下りしていることに驚いていました。そこで大きく突っ込んだところに買いを入れ、短期間のリバウンドで売却するといった売買を年に数回程度行なうようになりました。 1990年代の後半になるとインターネットが急速に普及してきました。 まだモデムを使ったアナログ回線へのダイヤルアップ接続でしたが、通信速度も徐々に向上していき、やがて証券会社がオンライントレードに力を入れるようになって、同時期の日本版金融ビッグバンによる株式手数料の自由化によって急速な値下げ競争が繰り広げられました。 それまで手数料等を差し引いて利益を得るためには約4%の値上りが必要と言われていましたが、それがわずか1〜2円の値上りで手数料が抜けるようになりました。これにより株式投資に対する考え方が大きく変わりました。 つまりこれまで夢と考えていた投資環境が実現して、これを職業とする専業トレーダーが成り立つのではないかということです。1999年頃のことでした。 その後もオンライントレードへの証券各社の注力とそれに伴う手数料値下げ競争は続き、一方でExcelを利用した自作のテクニカル分析も改良を重ねてデータの蓄積を進めました。そしてY2k問題を通過した2000年になり、新世紀に新たなスタートを切ろう、やるならここしかないという気持ちが高まってき、そしてついに退職・専業化の決断をしました。 こうして2001年の新世紀に念願の専業トレーダー生活を開始したのですが、決して潤沢な資金ではなく失敗が許されない状況での船出でした。 それでも不安よりも希望の方がはるかに大きかったと記憶しています。間もなくスイングトレードの投資ルールを確立し、これにより安定した利益が得られるようになったのですが、これは逆張りの買い専門であり、日経平均が10000円を割って底が見えなくなる状況では先行きに不安のある手法でした。 相場環境から考えて空売り手法の取得を目指したのですが、単純に逆張りの買いと反対のルールを適用しただけでは全然うまくいきません。日経平均先物にも手を出したものの、明確なルールを確立していないため結局やられてしまう苦い経験もしました。こうした中でデイトレードに注目するようになったのです。この続きはレポートで解説したいと思います。 そのほかのお薦め
ベテラン度:
★★★
この商品の著者による商品一覧: 徳山秀樹 |
|