アジアの隼
黒木亮
祥伝社
四六判 2002年4月発売
本体 2,200円 税込 2,420円
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国際金融を知るうえで、100冊の経済解説本を凌ぐ!
国際政治学者・浜田和幸氏など各氏絶賛!!
「息もつかせぬ迫力! 紺と運のアジアを活写したマネー・ドラマ!」 佐高信氏(評論家)
「過酷な金融戦争と国際金融マンのリアルな描写!」 服部真澄氏(作家)
<あらすじ>
イマージング・マーケット(新興国市場)として急成長を続けるアジア市場。90年代半ば、邦銀でアジアを担当していた真理戸潤は、ドイモイ政策で外国投資ブームに沸くベトナムの事務所開設を託されハノイに赴任した。一方、アジア市場で急成長を遂げ、勇名を轟かせる香港の新興証券会社があった。その名は「ペレグリン(隼)」。同社の債券部長アンドレ・リーは、アジアの王座への野心を胸に、インドネシアのスハルト・ファミリーに近づいて行く。賄賂が横行する共産主義体制下で、事務所開設に四苦八苦を続ける真理戸は、邂逅した日系商社マンから、ベトナムの巨大発電所建設のファイナンスを持ちかけられた。約6億ドルのビッグ・ディール落札を目指し、熾烈な闘いを繰り広げる各国の企業連合。真理戸と日系商社の前に、アジア・ビジネスの暗部を渡り歩く大手米銀のシンが立ちはだかった・・・。やがて迫り来るタイ・バーツ暴落と通貨危機。その時市場では何が起こったのか?そして三人の東洋人のディールの行方は?
<著者紹介>
黒木 亮(くろき・りょう):1957年北海道生まれ。カイロ・アメリカン大学大学院(中東研究科)修士。都市銀行に14年間勤務(国内支店勤務、海外留学等を経て同行ロンドン支店国際金融課で、中近東、トルコ、アフリカ向け国際協調融資、航空機ファイナンス、プロジェクト・ファイナンス、貿易ファイナンスを手がける)。その後、ロンドンの投資銀行を経て、現在は総合商社英国現法プロジェクト金融部長。2000年、国際協調融資(シンジケート・ローン)をテーマに邦銀と米国投資銀行の息詰まる主幹事争いを描いた長編国際経済小説『トップ・レフト』で衝撃のデビューを飾る。
そのほかのお薦め
巨大投資銀行 上
ベテラン度:
★★☆
黒木亮 ダイヤモンド社
四六判 343頁 2005年11月発売
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