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金融vs.国家倉都康行筑摩書房 新書判 256頁 2008年6月発売 本体 740円 税込 814円 国内送料無料です。 この商品は 12月30日に 発送できる予定です。 (発送可能時期について)
ドル崩壊に人民元は何をみるか 国家はどのように金融に関わるべきなのだろうか。歴史的な思考を用いて国家と金融の連立方程式を読み解き、日本の金融が進むべき道を提示した瞠目の論考。 国際金融はリアリズムの世界である。そこでは国家の思惑がぶつかりあい、さまざまな「力学」が交差する。大航海時代の15世紀も、ロスチャイルド家が活躍した18世紀も、人民元やオイルマネーが跋扈する21世紀も、その構図はさして変わらない。むしろ、サブプライム禍以後、市場では国家の役割がいっそう大きくなりつつある。もはや金融は、国家プロジェクトなのである-。国家はどのように金融に関わってきたのか。規制と自由はいかにバランスされてきたのか。歴史を振り返り、日本の金融のあるべき姿を考える。
目次第1章 金融力の競争時代―金融と国家の位相第2章 国際金融の力学―どのように発展してきたか 第3章 金融の現代史―国家は推進力になりうるか 第4章 金融力拡大戦略―各国は金融をどう捉えているのか 第5章 日本の金融力再考―金融戦略に無関心な日本
著者紹介1955年生まれ、東京大学経済学部卒業後、東京銀行入行。東京、香港、ロンドンで国際資本市場業務に携わった後、97年よりチェースマンハッタンのマネージングディレクター。現在RPテック代表取締役、産業ファンド投資法人執行役員、フィスコ非常勤取締役などを兼務。日本金融学会会員。主な著書に『金融史がわかれば世界がわかる』『世界がわかる現代マネー6つの視点』(ちくま新書)、『金融市場は謎だらけ』(日経BP社)、『ベーシック金融マーケット入門』(日経文庫)などがある。そのほかのお薦め
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