ディズニー千年王国の始まり―メディア制覇の野望

いかに「復活」したのか？

ウォルト・ディズニーなきあとのディズニー。その威光は衰え、一時は買収騒ぎもおこるほど落ち目になってしまった。ところが80年代に突如として復活し、その後の成長はいまだ飛ぶ鳥をおとす勢いである。売上高15倍、利益を19倍、株価を30倍へ。そしてついにアメリカ三大ネットワークのひとつABCを買収するにあたり、企業としてのディズニーは世界でも類をみない巨大メディア・コングロマリットとして脱皮する。その驚異的な成長の秘密はどこにあるのだろうか。本書は、世界を征服したディズニー帝国について丹念に追跡調査した驚異のビジネス・サクセスストーリーである。

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