あなたの子どもは頭がいい!
長野雅弘,
鈴木由美
パンローリング
A5判 110頁 2014年8月発売
本体 1,000円 税込 1,100円
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〜小さな子どもの学力を、ラクに、グ〜ンと伸ばす3つのお話〜
小学4年生から中学2年生までのお子さんがいる保護者の方々へ。
あなたの子どもの学力を伸ばす方法、知らないまま過ごしていませんか?
◆信じてあげてください、「あなたの子どもは頭がいい」ということを……
この本に興味を持ったお父さんやお母さんの中には、「子どもの成績のことで大いに頭を悩まされている」という方がいらっしゃるかもしれません。
なかには、子どもの将来を不安に思うあまり、イライラが転じて、つい手を出してしまったという人もいることでしょう。
でも、心配しないでください。子どもの成績が悪いのは「頭が悪いから」ではないのです。むしろ、今、成績が悪くても 大丈夫です。なぜなら、勉強ができる・できないは、生まれつきの頭の良し悪しで決まるわけではないからです。
それではいったい何が子どもの学力が伸ばすのでしょうか? お父さん&お母さんが抱く、この素朴な質問に答えたのが本書です。 以下の3つの話について解説しています。
◆学力アップの実績を持つ「復習継続法」を絵本形式で紹介
本書で紹介している勉強法は、某学校で効果のあった復習継続法と呼ばれるものです。読んで字のごとく、 復習を毎日続けていくという「家庭での学習のやり方」を、子どもにも分かりやすいように絵本形式で紹介しています。
復習継続法は、大きく、勉強のやり方と勉強の続け方の2つに分かれます。
勉強のやり方については、「思い出し」と「復習」という2つの行動が主になります。詳しくは本文に譲りますが、簡単に言ってしまえば “正しい順序”で“学んだことを振り返り”、その日のうちに“記憶に定着させる”というものです。
勉強の続け方については、継続シートというものを使うことで、子どもでも続けやすい仕組みにしています。 目標設定やごほうび設定、ペナルティ設定など、継続に欠かせない行動を紹介しています。
◆子どもの学力アップを影で支える生活習慣とは
正しく勉強するだけでも学力は伸びますが、子どもの学力を効率よく伸ばそうと考えるなら、子どもの生活習慣を見直すことも必要になります。 生活習慣とひとくちにいってもさまざまですが、本書では、特に効果的な以下の3つの話を取り上げて解説しています。
◎どういう部屋で勉強するのがいいのか
◎育脳につながるマル秘食材(集中力を高める食材など)
◎三点固定主義と呼ばれる生活リズム(起床・就寝・勉強時間)
◆子供への接し方とは 〜幸せを感じると伸びるスピンドルニューロンとは〜
幸せを感じると伸びるというスピンドルニューロンの話を紹介します。このスピンドルニューロンを伸ばす、上位3つのケースを紹介します。 そのうちのひとつが「子どもへの接し方」と密接に関わってくることを紹介します。
ほかにも、スピンドルニューロンが伸びるとどういう良いことが起こるのかなど、保護者の方が釘付けになる興味深いお話を取り上げています。
目次
まえがき
第1章 子どもはほめて育てましょう
1 ほめるか。叱咤激励するか。 〜スピンドルニューロンの話〜
2 ほめれば良いことが起こる
第2章 子どもの学力を伸ばす勉強のやり方と続け方
◎勉強のやり方を学ぶ「その1」 〜予習と復習どちらが大事?〜
◎勉強のやり方を学ぶ「その2」 〜復習って何をやることなの?〜
◎勉強のやり方を学ぶ「その3」 〜復習に必要な行動を分解&整理しよう〜
◎勉強のやり方を学ぶ「その4」 〜参考書や問題集の使い方〜
◎勉強の続け方を学ぶ「その1」 〜数値目標と期限とすべきことを決める〜
◎勉強の続け方を学ぶ「その2」 〜大きな目標と小さな目標を決める〜
◎勉強の続け方を学ぶ「その3」 〜行動できたかどうかをチェックする〜
◎勉強の続け方を学ぶ「その4」 〜ごほうびとペナルティ〜
◎勉強の続け方を学ぶ「その5」 〜継続シートの使い方〜
◎まとめ 〜ここまでの話のおさらい〜
◎復習継続法は始めるなら早いほうがよい
コラム:復習継続法の効果について
第3章 生活面のサポートで子どもの学力を伸ばそう
1 はじめに
2 子どもの勉強部屋について 〜空間力を上げて効率アップ〜
3 子どもの学力アップに効く3つのマル秘食品
4 規則正しい生活をする 〜三点固定主義〜
コラム:遅くまで勉強させないこと
あとがき
著者紹介
著者
長野 雅弘
名古屋市生まれ。南山大学外国語学部卒業後、教職に就く。数校の校長職を経て、現在 聖徳大学附属取手聖徳女子中学校・高等学校校長として5期目。また、聖徳大学児童学部教授で、教師を目指す学生を指導している。 全国的な教育ネットワークを持つ。『思春期の女の子の育て方』(ディスカバー21)、『驚異の復習継続法』(パンローリング)など、著書32冊。
監修者
鈴木 由美
聖徳大学児童学部児童学科教授。筑波大学大学院教育研究科修士課程カウンセリング専攻修了。主な著書に『グループカウンセリング 子どもが育ちあう学級集団づくり(田上不二夫編 宿泊学
習担当)』(金子書房)、『子どもが変わる 親の
話し方・接し方』(ベースボールマガジン社)などがある。日本カウンセリング学会理事、日本教育カウンセラー学会常任理事。日本教育心理学会、日本臨床心理学会所属。
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