ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣
ジェームズ・クリアー,
牛原眞弓
パンローリング
四六判 328頁 2019年10月発売
本体 1,500円 税込 1,650円
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驚異の結果をもたらす実践マニュアル
本書の内容は、すべて科学的に裏付けられ、賢人たちの最高のアイデアと科学者たちによる説得力ある発見を統合したものだ。参考にしている分野は、生物学、 神経科学、哲学、心理学など多岐にわたる。そのなかから特に重要なアイデアを見いだし、すぐ実行できる改善法として紹介することで役立つ構成になっている。
習慣は自己改善を複利で積み上げたものである。毎日1パーセントの改善が長期的には大きな改善になる。自己改善が複利の利子を生んでいくようなものである。投資した金が複利で増えるように、習慣の効果も繰りかえすことで大きく なっていく。1日ではほとんど違いがないように見えても、数カ月や数年をかけてもたらされる影響は計りしれない。2年、5年、10年後に振り返ってはじめて、良い習慣による利益と悪い習慣による損失がはっきりと見えてくる。
良い習慣を身につけるのに唯一の正しいプロセスなどないが、本書では著者の最善の方法を紹介する。どこから始めても、改善したいものがなんであろうと効果のある改善術である。健康、お金、生産性、人間関係、もしくはその全部でも、段階的な方法を求めている人なら誰でも、ここで取りあげる戦略は合うはずだ。
■本書への賛辞
「最高に実用的で役立つ本。ジェイムズ・クリアーは、習慣づけについてのもっとも本質的な情報を教えてくれる。だから、わずかなものに集中するだけで多くのことを成し遂げるのだ」
――マーク・マンソン(『その「決断」がすべてを解決する』著者)
「ジェイムズ・クリアーは何年もかけて習慣の科学を研究し、その技を磨いてきた。魅力的で実践的なこの本は、悪い習慣を断ちきり、よい習慣だけを身につけるためのガイドだ」
――アダム・グラント(『ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代』、『GIVE
& TAKE 「与える人」こそ成功する時代』ほか著者)
「日々の過ごし方や生き方を変えてくれる特別な本」
――ライアン・ホリデイ(『苦境(ピンチ)を好機(チャンス)にかえる法則』、『エゴを抑える技術』著者)
■著者紹介
ジェームズ・クリアー(James Clear)
「習慣」「意思決定」「継続的改善」を専門とし、書籍の執筆だけでなく、講演も多数おこなっている。その著作はニューヨーク・タイムズ紙、タイム誌、アントレプレナー誌に掲載され、テレビ番組『CBS
ディスモーニング』でも紹介された。公式ウェブサイトの閲覧数は毎月数百万回にのぼり、メルマガも数十万人に購読されている。定期的に「フォーチュン500」に名を連ねる大企業で講演をおこなう著者が提唱する方法は、NFL(米ナショナル・フットボールリーグ)、NBA(米国プロバスケットボール協会)、MLB(メジャーリーグ・ベースボール)でも利用されている。さらに、「ハビッツ・アカデミー」というオンライン講座の受講者は、指導者、管理職、コーチ、教師をはじめ1万人以上。生活や仕事上でよりよい習慣を身につけたいと考えている個人や組織のための最高の養成講座となっている。ウエートリフティングや写真が趣味という著者は、現在、妻とともにオハイオ州コロンバスに在住している。
ハビッツ・アカデミー habitsacademy.com
公式ウェブサイト jamesclear.com
目次
基本 〜なぜ小さな変化が大きな違いをもたらすのか
第1章 最小習慣の驚くべき力
第2章 習慣がアイデンティティーを形成する(逆もまた真なり)
第3章 シンプルな四つのステップで良い習慣を身につける
第一の法則 〜はっきりさせる
第4章 人は正しく見ていない
第5章 新しい習慣を始める最善の方法
第6章 モチベーションを過大評価せず、環境を重視する
第7章 自制心を保つコツ
第二の法則 〜魅力的にする
第8章 習慣を魅力的にする方法
第9章 習慣作りにおける家族と友人の役割
第10章 悪い習慣を見つけて直す方法
第三の法則 〜易しくする
第11章 ゆっくり歩もう、でも後退してはいけない
第12章 最少努力の法則
第13章 二分間ルールで先延ばしをやめる方法
第14章 良い習慣を必然にし、悪い習慣を不可能にする方法
第四の法則 〜満足できるものにする
第15章 行動変化の大原則
第16章 良い習慣を毎日続ける方法
第17章 見張ってくれる人がいればすべてが変わる
さらなる戦略 〜改善するだけでなく、本物になるには
第18章 才能の真実(遺伝子が関係するときと、そうでないとき)
第19章 ゴルディロックスの原理――生活や仕事でモチベーションを保つ方法
第20章 良い習慣のマイナス面
結論
(フェニックスシリーズ 91)
読者のご意見
著者の体験を元に認知心理学と行動心理学の両方を組み合わせた習慣化の法則が分かりやすく記載されており、著者の体験ベースのため、自分の実生活にも即実践できる内容がたくさんありました。...もっと見る
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