あなたもマーケットタイミングは読める!
ベン・スタイン,
フィル・デムース,
木村規子
パンローリング
A5判 ソフトカバー 232頁 2004年3月発売
本体 2,800円 税込 3,080円
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読者のご意見
リスク回避型の保守的長期投資家のためのバイブル 投資はリスクが少なく長期に限るという方へ
リスクを嫌う投資家の最良のアプローチとは?
マーケットタイミングを計って、ファンダメンタルズに基づく評価尺度を利用せよ!
マーケットタイミングは果たして読めるのか――エコノミスト、金融詐欺バスター、作家、有名人といった多彩な顔を持つ秀才ベン・スタインと投資アドバイザーで心理学者でもあるフィル・デムースの2人がこれを証明すべくコンビを組んだ!
マーケットタイミングは役に立たないというのがウォール街では通説となっているが、2人は株式市場の過去100年間のデータをふるいにかけ、ファンダメンタルズに基づく評価尺度を使うことでマーケットが買われ過ぎか売られ過ぎかを判定できることを発見した。実はタイミングをうまく計れるかどうかは単に忍耐力、つまりウォール街に欠けているものがあるかどうかの問題なのだ。
単純明快な本書にはマーケットが「割安」なのか「割高」なのか、いついかなるときもテクニカル分析用のツールを用いて判定できる方法が書いてある。配当利回りやPER(株価収益率)などの基本的な指標を基準にすれば、インデックスファンドや株に投資するタイミングに加え、資金を債券や不動産やキャッシュにシフトすべきタイミングも的確に分かる。本書には何の仕掛けもない。一攫千金を狙う方法論が記されているわけでもない。
しかし投資環境の良しあしを見極めるのに必要な情報を得ることができる。時を選ばず株式投資に励むよりも、マーケットタイミングを計ったほうが安全かつ儲けも大きい。実際、1926年からスタインとデムースの手法に従っていれば、長期投資家にとって絶好の買い場となった15年間に間違いなく買いに入り、逆に最悪の結果となった15年間は投資を見送っていたに違いない。マーケットタイミング戦略は長期的に見て、大きなリターンをもたらすばかりか、短期的に見ても、悲惨な結果にならないように投資家を守ってくれるのである。
そう、マーケットタイミングはあなたにも読める! とはいえ、著者の言葉をけっして鵜呑みにしてはいけない。図表や膨大な量の市場データを自分のその目でしっかりと確かめてみてほしい。面倒なことはすべてスタインとデムースがすでにやってくれている。だから、あなたのすることはただただ彼らのアドバイスに耳を傾け、栄えある未来を楽しみに待っていればいいのだ。本書は投資元本を守りながら着実に富を築きたい人のために書かれた本だ。ゲーム感覚で投資をしている余裕などないあなたのために、基本となる賢明なアドバイスを提供してくれるだろう。 →つづき
目次
訳者まえがき
まえがき
著者紹介
第1章 マーケットタイミングを読むのは不可能?
第2章 株価のパワー
相場だけを基準とした一括投資
相場だけを基準としたドルコスト平均法
1977〜2001年
第3章 株価収益率(PER)
PERを基準とした一括投資
ドルコスト平均法
1977〜2001年
第4章 配当利回りとマーケットタイミング
配当利回りを基準とした一括投資
ドルコスト平均法
1977〜2001年
第5章 基本的価値
基本的価値を基準とした一括投資
基本的価値を基準としたドルコスト平均法
1977〜2001年
第6章 債券、株価キャッシュフロー倍率、株価売上高倍率
1977〜2001年
株価キャッシュフロー倍率(PCFR)
株価売上高倍率(PSR)
第7章 指標を組み合わせて、より高いリターンを狙う
一括投資
複数の指標を組み合わせる
年ごとに観察する
1914〜1922年
1914〜1922年
1923〜1929年
1930〜1939年
1940〜1945年
1946〜1953年
1954〜1972年
1973〜1985年
1986〜1995年
1996〜2001年
どのくらい割高なのか割安なのか
1977〜2001年
マーケットタイミングとリスクに関するテクニカル的な注意
第8章 マーケットタイミングを狙う
1.安く買う
2.高く売る
3.分散、分散、分散
キャッシュ
不動産
債券
株式
アセットアロケーション
ポートフォリオのリバランス
タイミングコスト
4.注意深く前進せよ
第9章 今後の注意
付録
データソース
データ分析
参考文献
著者紹介
ベン・スタイン (Ben Stein)
コメディー・セントラルのエミー賞受賞クイズ番組『ウィン・ベン・スタインズ・マネー』のホスト役を務める彼は新世紀から見れば、ルネサンス的な教養人でもある。
エコノミスト、投資家、弁護士、ユーモア作家、俳優と多岐にわたる興味を追いながら仕事のバランスを上手にとって成功している。金融関連の著作以外にも、ウォール・ストリート・ジャーナル紙、バロンズ誌、フォーブス誌、アメリカン・スペクテーター、ロサンゼルス誌、ニューヨーク誌、ワシントン・ポスト紙向けに論文やコラムを執筆している。
フィル・デムース(Phil DeMuth)
心理学博士で投資アドバイザーでもある彼は株式市場に長らく興味を持ち、ヒューマン・ビヘイビア、サイコロジー・トゥデイなどの心理学の専門誌だけでなく、ウォール・ストリート・ジャーナル紙やバロンズ誌にも寄稿しているが、ストリート・ドット・コム(http://www.thestreet.com/)やフォーチュン誌にも意見が掲載されたことがある。
(ウィザードブックシリーズ69)
'パンローリング書籍案内ページ'に本文の抜粋が掲載中!!
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