バイ・アンド・ホールド時代の終焉-株は長期サイクルで稼げ!
エド・イースタリング,
関本博英
パンローリング
A5判 310頁 2006年3月発売
本体 2,800円 税込 3,080円
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買えば儲かる時代は終わった!
高PER、低配当、低インフレ時代の現在は、バイ・アンド・ホールド投資は不向きである
なぜ、現在の株式市場は1980〜1990年代のブル相場と違うのか!
株式投資のハウツー本を読んだり、投資アドバイザーの意見を聞く前に、まずはこの本書を読んでほしい。今の株式市場が1980〜1990年代と、なぜ、どのように違うのかがよく分かる――一般投資家のみならずプロにもぜひとも読んでほしい啓発的な良書である。本書ではこうした変化をもたらした基本的な要因だけでなく、経済と株式の主要な指標を包括的に統合した独自の株価分析モデルによって株式の長期サイクルを詳しく分析している。またカラーのチャートや豊富なリサーチデータを駆使して、この5年間のマーケットの変化や現在の厳しい投資環境下でも利益を上げるにはどうすればよいのかを究明している。本書はいわば投資の科学とアートを絶妙に織り込んだものともいえるもので、今の株式市場に対する根拠のない願望と合理的なビジョンの違いがよく理解できるだろう。その内容は長期にわたる詳細なデータに基づいており、投資家がどのような投資アプローチを選択しようとも、本書から将来の合理的な株式投資のスタンスと展望のヒントが得られるだろう。
■本書への賛辞
「株式市場とは値段が高くなるとなぜか株を買いたくなり、安くなるとなぜか売りたくなる地球上でも珍しい場所のひとつだ。エドはなぜこのような自滅的なことが起こるのかを、偏見や先入観を持たずにわれわれに明らかにしてくれた」――ビル・マン(投資情報の人気ウエブサイト「ザ・モトリー・フール」シニア編集長)
「投資家は株価が大きく変動することはよく知っているが、その背後にときに数十年にも及ぶ長期の上昇サイクルや下降サイクルが存在することはあまり理解していない。エドは本書のなかで、こうした長期相場がなぜ起こるのか、投資家はそうした局面でどのような投資スタンスを取るべきかについて貴重なヒントを提示している」――ロブ・アーノット(リサーチ・アフィリエイツ社会長兼フィナンシャル・アナリスツ・ジャーナル誌編集長)
「本書は株式市場の長期サイクルを分かりやすく分析した素晴らしい本である。本書を読めばマーケットのボラティリティをうまく抑えながら、厳しい投資環境下でもコンスタントに利益を上げる方法を知ることができる。真摯な個人投資家だけでなく、投資のプロにもぜひとも読んでほしいと思う」――ジョン・モールディン(ミレニアム・ウエーブ・インベストメンツ社長、『ブルズ・アイ・インベスティング』の著者)
「一般投資家の株式投資スパンのリターンを決定するさまざまな要因について、広く深くそして興味深い分析が加えられている。FRBの通貨政策アドバイザーとして特に興味があったのは、株式投資のパフォーマンスを大きく左右する要因としてインフレを詳しく分析したところである」――ハーベイ・ローゼンブラム(ダラス連邦準備銀行の副議長、リサーチ担当部長)
「この本は100年以上にわたる株式市場を徹底的に分析し、そこから将来のマーケットにどのように対処すべきかについて現実的なビジョンを提示している。そのベースとなっているのは経済と株式の主要指標を包括的に統合したユニークな株価分析法であり、真剣な投資家や証券市場を学ぶ学生にとって必読書である」――リチャード・シイラ(ニューヨーク大学スターン・ビジネススクールの冠講座教授[金融機関・市場歴史学]、『ア・ヒストリー・オブ・インタレスト・レート』の著者)
■著者紹介
エド・イースタリング(Ed Easterling)
ダラスの投資会社クレストモント・ホールディングズ社の設立者兼社長で、いくつかのヘッジファンドを運用するほか、「www.CrestmontResearch.com」を通じて証券市場の最新リサーチ情報を公表している。ダラスのサザン・メソディスト大学コックス・ビジネススクールで、非常勤教授としてヘッジファンドの投資マネジメントについて教えている。20年以上にわたる株式投資と証券市場の研究のキャリアを持ち、最近ではジョン・モールディン著『ブルズ・アイ・インベスティング(Bull's Eye Investing)』の数章を執筆した。サザン・メソディスト大学で経営学士、心理学士およびMBA(経営学修士)を修得。
目次
第1部 始めに
第1章 旅の始めに
第2章 原則
第2部 マーケットの歴史
第3章 株式市場の歴史
第4章 金利とインフレの変動
第3部 長期サイクル
第5章 長期サイクル
第6章 株式のサイクル
第4部 フィナンシャルフィジックス
第7章 フィナンシャルフィジックス
第8章 フィナンシャルフィジックスから見た株式市場の現況と将来の展望
第5部 投資哲学
第9章 投資哲学
第10章 帆走に代わる舟漕ぎを
第6部 投資戦略
第11章 伝統的な投資法
第12章 投資マネジメントの進化
注釈――情報源と方法論
●読者のご意見
(ウィザードブックシリーズ101)
読者のご意見
この表題についてですが、これはアメリカの株式について述べ
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