コナーズの短期売買入門 トレーディングの非常識なエッジと必勝テクニック
ローレンス・A・コナーズ,
シーザー・アルバレス,
長尾慎太郎,
スペンサー倫亜
パンローリング
A5判 上製本 158頁 2010年8月発売
本体 4,800円 税込 5,280円
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読者のご意見 | 目次 | DVD スイングトレードを成功させる重要なポイント
記念すべきウィザードブックVol.1 『魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門』の著者、コナーズがついに明かした第2弾。
「ストップは置くな!」「オーバーナイトで儲けろ!」
短期売買の新バイブル降臨!時の変化に耐えうる短期売買手法の構築法
1990年代後半からトレーディング業界にとっては好ましい大きな変化があった。トレード手法に関する情報が激増したことと、トレード戦略を数値で示す技術が発達したことだ。今ではエクセルなどを使えば、検証作業は数分で終わってしまう。逆に好ましくない変化は、数多くあったエッジ(優位性)が消え、市場が効率化してしまったことだ。
本書では、世の中が大きく変化するなかで、昔も儲って、今も変わらず儲かっている手法を伝授する。
本書は、市場哲学や市場心理や市場戦略を交えて展開していく。さまざまな市場・銘柄を例に見ながら、アメリカだけではなく世界で通用する内容となっている。著者のトレード哲学は「平均値への回帰」である。その意味は単純に、行きすぎたものは必ず元に戻る――ということだ。それを数値で客観的に示していく。
市場の短期的な動きを数値化したうえで、銘柄を買うなら、3日連続で上昇したあとよりも、3日連続で下落したあとのほうが良い結果になることを示している。短期トレードの場合、高値で買ってより高値で売るブレイクアウトの戦略よりも、安値で買って高値で売る押し目買い戦略のほうが有利であることを、統計的に示していくのだ。
本書は次のように構成されている。まずは、市場特有の動きを探る。そして市場での押しや戻りを見極め、どうしてそれが儲け時なのかを見ていく。また、日足と日中足を見ながら、2期間RSI(相対力指数)だけで、下落時のトレード方法とタイミングを学ぶ。そして「ストップを置く」「オーバーナイトはリスクが高い」などのトレードでは常識と思われていたことが非常識になっていることも統計的に示していく。
その後は、戦略の話へと移っていく。本書で学ぶ戦略は、すべて10年以上の研究によって裏付けされている。それぞれの戦略のルールとその戦略の検証結果を読者の皆さんに紹介する。株式売買の戦略と指数先物のタイミング戦略も、すべて数値でその根拠を示す。日足を使った戦略を探している読者の皆さんにとって、本書は最高の手引書となるだろう。 その次に、手仕舞いについて細かく見ていく。トレードは仕掛けて終わりではない。適切に仕切れば、仕掛け時のエッジを最大限に引き出すことができる。そこで、いくつかの出口戦略とその戦略の有効性を証明する統計を見ていく。
最後に、トレードで成功するために最も重要であると言っても過言ではないのがトレード心理だ。そのトレード心理について、アメリカ海軍特殊部隊“シールズ”の元隊員から、決断を下す方法と自分が下した決断を完璧に実行する方法を具体的に学ぶ。
読者の皆さんが、本書からトレーディングについて多くのことを学び得ることを期待している。
監修者まえがき
本書は“Street Smarts”の共著者としても知られているローレンス(ラリー)・コナーズの著した“Short Term Trading Strategies That Work : A Quantified Guide to Trading Stocks and ETFs”の邦訳です。前者は『魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門』として1999年にパンローリングから出版され、短期スイングトレードの分野で多くの成功者を生みました。あれから10数年の時を経て再びコナーズの著書が翻訳されるわけですが、私が考えるところ本書は株式を売買するシステムトレーダーにとって最高の教科書です。さらにすでに百数十冊を数えるパンローリングのウィザードブックのなかでも総合で五指に入る秀作だと思います。... (全文を読む)
第1章 はじめに
1987年の夏の終わりごろ、私はブローカーを辞め、フルタイムでトレードをしようと決意した。だがその目標は、いばら道を進むようなものだった。フルタイムトレーダーになった人どころか、なってみようと挑戦した人すら知らなかったからだ。それだけではない。その目標を達成する道を示す書籍や教えてくれるところもなかったのだ。
自己資金は問題ではなかった。1982年、ダウ平均株価が800ドルだったころに、私は幸運にもメリルリンチに就職できたからだ。そして市場が300%上昇した5年後には、数年前まで一緒に大学に通っていた仲間たちの3〜5倍の年俸を稼げるような恵まれた環境に身を置いていた。
では何が問題だったのか。それは、トレードの手法を説いた信用に足りる情報がほとんどなかったことだった! 1987年当時の一流トレーダーは、自分たちのトレード内容やその手の内などは明かしてはいなかったのだ。それから7年後の1994年... (全文を読む)
著者紹介
ローレンス・A・コナーズ(Laurence A. Connors)
TradingMarkets.com の創設者兼CEO(最高経営責任者)。1982年、メリル・リンチからウォール街での経歴をスタートさせ、ドナルドソン・ラフキン・ジェンレットのバイスプレジデントを経て、トレーディングを開始すると同時に、情報会社を設立。著書には『魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門』(パンローリング)などがある。
シーザー・アルバレス(CESAR ALVAREZ)
コナーズ・リサーチLLCのリサーチディレクター。カリフォルニア大学バークレー校で電気工学とコンピューターサイエンスで学士号、コンピューターサイエンスで修士号を習得。マイクロソフトのエクセルの開発に従事したのち、株式市場のマーケットリサーチやトレーディングスシステムの開発に携わる。
目次
目次
監修者まえがき
謝辞
第1章 はじめに
第2章 「人とは違う発想を」――ルールその1「押しで買い、ブレイクアウトで買ってはならない」
第3章 ルールその2「急落後に買い、急上昇後に買ってはならない」
第4章 ルールその3「株は200日移動平均線の上側で買い、下側で買ってはならない」
第5章 ルールその4「VIX指数を味方に付けろ――不安に思ったときこそ買い、欲が出たときこそ売れ」
第6章 ルールその5「ストップは痛い」
第7章 ルールその6「オーバーナイトが儲けるコツ」
第8章 日中での下落を買う――エッジをさらに強めるために
第9章 2期間RSIはトレーダーにとって聖杯か?
第10章 ダブル7戦略
第11章 月末戦略
第12章 5つのマーケットタイミング戦略
第13章 出口戦略
第14章 心理
第15章 最後に
付録 ラリー・コナーズ提供トレード資料
無料トレード戦略――短期株トレードで成功するための5つの秘訣
(ウィザードブックシリーズ 169)
読者のご意見
『魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門』以来、久々のローレンス・コナーズ氏の本ということで、興味深く読ませていただきました。
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