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インデックスファンドを推奨する42の理由ベテラン度:
★★☆
ラリー・E・スウェドロー,
長岡半太郎,
井田京子パンローリング 四六判 432頁 2024年11月発売 本体 2,800円 税込 3,080円 国内送料無料です。 この商品は 明日 発送できる予定です。 (発送可能時期について)
読者の声 パッシブ投資は勝者のゲーム、アクティブ投資は敗者のゲーム本書は投資と市場の仕組みに関する考え方を一変させる画期的な本になっている。著者のスウェドローは投資で成功しているだけでなく、多くの著書のあるベストセラー作家でもある。本書でスウェドローは個人投資家に向けて、なぜ一生懸命稼いだお金をドブに捨てるようなことをするのか、またあなた自身ではなく、なぜブローカーや証券会社やファンドを富ませるようなことを嬉々としてやるのかに疑問を呈し、そんなことは一刻も早くやめるように説き、勝者のゲームを始めるため、多くの確かな証拠を、彼自身の経験に基づいて示している。 本書はまず、投資のより良い方向性を決める方法を分かりやすくだれにでもできるように説明し、次に市場を弱気相場が襲ったとき、多くの投資家が見通しを失い、恐怖と強欲から間違った判断を下すなかでも、前もって決めていた方針から外れない方法を紹介している。本書からは、以下のようなことを学ぶことができる。 ●市場の実際の仕組み、証券価格の決まり方、リスク調整後に市場を上回るリターンを上げるのが難しい理由 本書は、市場の実際の仕組みを説明し、読者の投資と市場に対するアプローチの仕方を変え、知識に基づいた賢い判断を下すための十分な知識を与えてくれる。これは、ノイズを切り捨てて生涯にわたっての富を築きたい個人投資家にとっての必読書であり、教科書である。 著者紹介ラリー・E・スウェドロー(Larry E. Swedroe)バッキンガム・ウエルス・パートナーズの経済・金融調査の責任者。8冊の著作と9冊の共著があり、複数の国のメディアにも寄稿している。早くから投資の科学を分かりやすく説明した本を発表してきた。訳書に、『間違いだらけの投資法選び 賢明な投資家が陥る52の落とし穴』『ファクター投資入門』(いずれもパンローリング)がある。 目次監修者まえがきまえがき 序章 第1部 市場の仕組み――株価の決まり方と市場平均をアウトパフォームするのが難しい理由 第2部 戦略的なポートフォリオにかかわる判断 第3部 行動ファイナンス――敵に会った、それは自分だった 第4部 投資でも人生でも勝つ戦いをする 付録A 実行――推奨する投資ファンド 監修者まえがき本書はバッキンガム・ストラテジック・ウエルスの調査部長であるであるラリー・E・スウェドローによる“Enrich Your Future : The Keys to Successful Investing”の邦訳で、投資で生き残り、成果を上げるための知恵について解説した入門書である。 スウェドローの著書では二〇一八年に出版された『ファクター投資入門』(パンローリング)が有名で、これはかなり衝撃的な相場書であった。今でもファクター投資について、一般投資家にも理解できるように分かりやすく説明できている書籍はほかにはない。 だが、それ以上に革新的だったのは、二〇〇二年に邦訳が出版された『間違いだらけの投資法選び』(パンローリング)である。私は当時、近しい人から、投資に関して読んでおくべき書籍は何かと問われ、『間違いだらけの投資法選び』だけを手渡したことをよく覚えている。そこでは、投資において必要なのは特異な技術や優れた感覚ではなく、単に客観的で合理的な判断と受動的な行動であるということが繰り返し語られていた。今でこそ、インデックス投資の優位性とアクティブ運用の欠陥は広く認識されているが、当時はそれを理解している人はほとんどいなかった。あれから二〇年以上が経過した今、スウェドローの主張が完全に正しかったことは明らかだ。彼のアドバイスに従った人ならば、他のあらゆる投資スタイルを凌駕し、十分な資産を築くことができたことだろう。 ■第15章 個別株は投資家が考える以上にリスクが高い分散するほうが明らかに有利なのに、投資家はなぜポートフォリオを広く分散させないのだろうか。理由の一つに、ほとんどの投資家が個別株のリスクの高さを理解していないことがある。その知識不足を正すために、いくつかの文献を見ていこう。最初は、ロングボード・アセット・マネジメントによる「ザ・キャピタリズム・ディストリビューション(The Capitalism Distribution)」で、これは株の上位三〇〇〇銘柄を一九八三〜二〇〇六年にかけて調べている。著者たちは、ラッセル三〇〇〇のリターンが年率一二・八%で、累積リターンが一六九四%なのに対して、個別株に関する次のような事実を述べている。●年率リターンの中央値はわずか五・一%で、市場を七・七%アンダーパフォームした。 株を選んで買った投資家は、ほぼ五分の二の確率で資金を失い(対象期間に市場を一六九四%以上アンダーパフォームし、さらに累積インフレ率の一〇七%を失った)、約五分の一の確率で投資額の七五%とインフレ分を失った。ちなみに、指標をアウトパフォームする株を選ぶ確率は、三分の一を少し超える程度だった。 (ウィザードブックシリーズ363) そのほかのお薦め
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