【金融投資手帳 予測例】
過去には“こ〜んな暗示”がありました。
【2008年】
◆リーマンショックを暗示?
水星逆行は、相場が不安定になる時期です。直近の逆行期は、9月24日〜10月16日でした。その間、米国の金融安定化法案が下院で否決されたり、世界の株価が暴落したりと、まさに逆行期のイベントが続出しました。
また、キーワード欄を見ると、リーマンブラザーズが破綻する前の9月13日(2008年版)には「突然の損失」、世界の株価が暴落した時期と重なる10月7日には「金銭的損失」といった言葉が並んでいました。
【2009年】
◆新型インフルエンザパンデミック宣言を暗示?
世界にインパクトを与えたという意味でいえば、2009年は「新型インフルエンザ」が挙げられると思います。新型インフルエンザパンデミック宣言の当日の6月11日を見てみると、そこには「誇張」「悪い評判」といったキーワードが並んでいました。2009年末の今も依然として終息の兆しが見えない新型インフルエンザ。早く収まることを願います。
◆オバマ大統領平和賞受賞を暗示?
2009年の重大ニュースを世界経済レベルで考えると、「オバマ大統領」というキーワードが挙げられると思います。オバマ大統領にまつわるニュースのひとつとして「オバマ大統領平和賞受賞」に注目してみると、受賞を受けた翌日(10月10日)のキーワードとして「誠実」「幸運」「成功」という言葉が並んでいました。世界平和に向けて、オバマ大統領がどういう動きをするのか。今後に期待したいところですね。
◆ドバイショックを暗示?
今年後半の金融においてのキーワードといえば、「ドバイショック」が挙げられるでしょう。中東の金融や物流センターとして世界中から資金を集め、急成長してきたドバイに「信用不安」の4文字が表れたのは11月25日(ドバイ首長国が政府系投資持ち株会社「ドバイ・ワールド」と、その不動産子会社「ナヒール」の債務返済を一時凍結するよう要請)。その後、このことを原因として、11月27日にはドル円相場は一時84円台まで円高が進行しました。この11月27日を見てみると「偽り」「常習」というキーワードが並んでいます。世界が注目したドバイの盛り上がりは偽りだったのか、それとも本物なのか。今後を見守りたいものです。
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山中康司
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