マンガ パチンコトレーダー 6

あの年から始まったドローダウンの出口をタクマはまだ知らない編

これ、アベノミクス、もっと近う寄れ、こちらへ参れ！
10億円達成まであと41.87年！

立ち読みコーナー （本テキストは再校時のものです） まえがき 目次 第2章：1年で5億円儲けたカリスマトレーダー あとがき 免責 Copyright(c) Takuma Sakamoto

一方、タクマは絶不調の真っただ中だ！ この暗いトンネルはいつまで続くのか。出口の光明は一向に見えない。トンネルを抜けると、そこはポカポカ陽気の南国であってほしい。いや、抜けることができるのなら、そこは雪国でもがまんしよう。万が一、そんなことはないと確信しているけれど、「失われた4年」が6年になり、8年になり、20年になれば、子供たちは大学を卒業し、就職し、家庭を持ち、タクマはおじいちゃんになっているのかもしれない。一体、どうすれば、この苦境から脱出できるのだろうか。悪戦苦闘、四苦八苦、艱難辛苦、苦心惨憺、試行錯誤、孤軍奮闘、粉骨砕身しているタクマがおじいちゃんになる前に。

もし転機になるとしたら、アベノミクス相場で大儲けをしている著名なトレーダーの方々と会ったことかもしれない。タクマにとって、彼らの一言一言がすべて血なり肉となり、全身に気力とアイデアがあふれかえった。会って1カ月は！

ただ、この時期のタクマをよく見てほしい。これはトレーダーならだれでもが経験する成長へのプロセスなのだ。システムをいじくり回し、改変し、あるいは、まったく新しいシステム作りに没頭する日々！ すべてがうまくいくマンガのような話はリアルでは絶対にあり得ないのだ。それはフィクションの世界の話なのだ。成功話よりも、この「緩い地獄」からタクマが必死で抜け出そうとしている努力と汗と涙の数々こそが、多くのトレーダーから共感を得られるのだ！

さあ、「相場は上がっているのに、オレの持っている銘柄は上がっていないぞ」「ぼくの資産曲線はここ数年、なぜかずっと横ばいか右肩下がりだ」などとお嘆きのあなた！ 「トンネル脱出」のヒントが満載された本書をぜひ手に取っていただきたい！ 本書には、迷えるトレーダーをブレイクスルーに導く何かが、そう何かがあると確信している（たぶん……、おそらく……、ぜひそうなっていただきたい）！

推薦者の言葉

●カリスマ億トレーダー「むらやん」さん

なんといっても坂本タクマ先生の長い月日の出来事を赤裸々に嘘偽りなく書かれているので、本当の株式投資の現場の状況が伝わってくると思いますので、株式投資に対してのイメージも沸きやすいと思います。ありがたいことに私も数コマだけ登場させていただいていますので、そちらも見てもらえるとうれしいです。

投資の世界には、成功はひとつ、と、いうことはなく、やり方は十人十色です。タクマ先生のシステムトレードや、売りと買いの中立な立場から冷静に相場のことを考えられているのも大事だと思いました。いろんな人の体験談や経験を読めるのはためになりますし、うれしいですね。

著者紹介

(現代の錬金術師シリーズ131)

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