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世界のプライベート・バンキング [入門]米田隆ファーストプレス 新書判 176頁 2008年6月発売 本体 800円 税込 880円 国内送料無料です。 品切れのためご注文いただけません。 (発送可能時期について) Tweet 所得の二極化傾向が鮮明となり、富裕層向けマーケティングがあらゆる分野でもてはやされている。その中で最も着目を浴びているのが、富裕層をターゲットにした資産運用サービス「プライベート・バンキング」だ。 本書は、20年間、プライベート・バンキングを追いかけてきた元興銀マンが書き下ろした渾身の一冊!
目次第1章 なぜ、いまプライベート・バンキングなのか注目されるプライベート・バンキング変革期を迎える投資家 なぜ、スイスのプライベート・バンクは発達できたのか 世界のマネーはスイスに集まる 資産をリスクにさらさない経営 コーポレート・ファイナンスの色合いの濃い米国型プライベート・バンキング 再編の波にもまれるスイスのプライベート・バンク
第2章 プライベート・バンキングの実態プライベート・バンクの主要サービストリプルAの格付けを持つプライベート・バンク 主な収益源は口座管理手数料と投資顧問手数料 リスクヘッジとしての厳格な口座開設審査 国をあげて保護する顧客情報 好投資話はトップクラスに集中する 二極化するプライベート・バンクのビジネスモデル ニューマネーはアドバイザーを求めている
第3章 選ばれるプライベート・バンキングプライベート・バンキングはリレーショナルシップ・マネジャーで選ぶ継続性がよい循環サイクルを生み出す 固定給の割合を多くして、倫理観を担保する リレーショナルシップ・マネジャーに必要な三つのC 資産家から信頼を勝ちえるための条件 信頼関係を維持する顧客とのミーティング 優れたレポーティングは顧客の利益を伸ばす 超富裕層のための究極のコンシェルジュ 資産家の必要とするすべてのサービスを提供 三〇〇〇以上存在する米国のファミリー・オフィス トラストでリスクヘッジする 学校の紹介や就職の斡旋も行う手厚い非金融サービス 提供できるサービスと提供できないサービスを区別する 進む商品のオープン・プラットフォーム化
第4章 日本にプライベート・バンキングは根付くのか日本でプライベート・バンキング業務が発達しなかった理由一九八〇年代は相続税対策が主要課題だった 時代背景を説明して納得してもらう ウェルス・ピラミッドから見た顧客セグメンテーション プライベート・バンキングに注目が集まる理由 超富裕層向けサービスでブランドの確立 キー・コンセプトは「生涯顧客化戦略」 個人版ALMの発想に立ったリスク・マネジメント・サービス 流動性リスクには六カ月分の固定費で備える 長期投資可能資金で運用する 過剰な保険はリストラする ライフ・ステージに合わせて提案する キャッシュ・フロー変化を捉えた富裕層マーケティング 富裕層が抱える四つのストレス 本格的に始まった外資系金融機関の日本攻略 ゼロに近い日本の金融機関の国際競争力 日本の金融機関に求められる三つの資源 専門家から信頼されるアドバイザーへ プライベート・バンキングの醍醐味
著者紹介米田 隆(よねだ・たかし)エル・ピー・エル日本証券代表取締役会長。1981 年、早稲田大学法学部卒業後、日本興業銀行入行。85年、アメリカのフレッチャー法律外交大学院修士(国際金融法務専攻)。85〜91年、日本興業銀行企業審査部、プライベート・バンキング推進部に勤務。91 年、グローバル・リンク・アソシエイツを設立、代表取締役に就任。96年、グローバル・ベンチャー・キャピタルを共同設立、取締役就任。99年、エル・ピー・エル日本証券株式会社を設立し、同社代表取締役社長に就任。2006年11月より現職。 主な著訳書に『最強の「個人資産」形成術――いかにしてバランス・シート・リッチになるか』『セカンドライフを愉しむ』『CFO 最高財務責任者の新しい役割』『50 歳までに「生き生きしたい」を準備する』(いずれもファーストプレス)がある。 そのほかのお薦め
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[オーディオブック] 世界のプライベート・バンキング [入門]
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