スマートマネー流株式選択術銘柄スクリーニングバイブル

その定評ある米誌『スマートマネー』の銘柄選択の極意がこの1冊に凝縮
株式投資が難しい時期だからこそ、役に立つ「これを買って、あれを買うな」

今日では個人投資家でも自分のポートフォリオの管理が簡単かつ低コストでできるようになった。とはいえ、長期にわたって着実に資産を形成していけるような投資対象を的確に選び抜くのは生易しいことではない。特に将来的に素晴らしいリターンをもたらしてくれそうな有望銘柄を見つけるのは至難のわざである。そこで、ここでは 10年分の金融知識と経験をもとに、実証済みの銘柄選別法を紹介することにした。どこの市場であれ、最高の株を発掘・調査・購入するのにきっとお役に立てるだろう。本書では株式市場への理解と市場から得る利益を最大化する方法の習得に力点を置きながら、勝ち組になるために必要不可欠な銘柄選びに関するアドバイスを行っていく。内容盛りだくさんのこの投資ガイドでは、『スマートマネー』提供の「銘柄スクリーニング」の検索方法(第6章)をはじめ、さまざまなウエブサイトを通じて、 PER(株価収益率)、PSR(株価売上倍率)、PBR(株価純資産倍率)といった指標を用いながら銘柄を絞り込んでいく方法をお教えする。
銘柄選びに何よりも重要なファンダメンタル分析についても解説。経営陣、アニュアルレポート、アナリスト予想などに焦点を当てながら、企業とその株を徹底的に調査していく方法を学び、しかるべき情報をすべて収集したあとは、「9つのチェック項目」(第8章)に回答していくことで、その株が買いかどうかを診断する方法を見ていく。
また、株式だけでなく、投資信託や債券についても貴重な情報を提供。アセット・アロケーション・プログラム「スマートマネーワン」(第3章)に従えば、バランスの取れたポートフォリオの構築法も分かる。本書独自のワークシートに必要事項をすべて記入していくと、あなたのニーズやゴールにぴったりの資産配分ができるようになるだろう。
本書ではマーケットの統計値を分析するのに役立つツールと、企業情報・株式情報の収集法や読み取り方に関する実践的なアドバイスを一体化。ウォーレン・バフェット、ビル・ミラー、ケビン・ランディスをはじめとする非凡なマネーマネジャーのプロフィールとともに、実証済みの銘柄選別法を紹介していく。これで自信がつけば、プロ並みの投資手法で期待どおりのリターンを上げるのも夢ではないはずだ。

「余計なリスクはとらずに儲けたい。そんな投資家には、本書こそ何よりの指南書となるだろう。長期的な価値を主眼としているため、ハングリー精神にあふれる賢明な未来の大投資家にとってバイブルとなる本だ。平易な口語体で書かれているので、だれにとっても格好の手引書となる。実際、用語集だけを見ても、投資家全員の書棚に置くべき本と言えるだろう」
ロジャー・ローウェンスタイン(『ビジネスは人なり、投資は価値なり――ウォーレン・バフェット』『天才たちの誤算〔ドキュメント〕LTCM破綻』の著者)

「俗に言われるとおり、人に魚を1匹やれば、その人はそれで1日食べていける…… が、釣りの仕方を教えてやれば、一生食べていけるだろう。本書から得られるもの― ―それはわずかばかりの注目株をただ単に発掘する方法だけではない。いかにして投資をするか。ピーター・フィンチが教えてくれるのはそのやり方である。投資プロセスに関する彼の洞察から、一生涯にわたる財テク法が学べるはずだ」
ロン・インサナ(CNBC『ビジネス・センター』共同ニュースキャスター)

「投資の第一人者や専門家、最近“人気”のファンドマネジャーらの言うことなど気にするな。ビギナーであれ、ベテランの投資家であれ、株で儲けたいなら、本書を読むことだ。この本には『スマートマネー』を一大誌にしたその真髄が詰まっている。だからあなたにも儲けにつながる賢明な投資判断が下せるようになるだろう。私の経験から言えば、市場平均を上回る好成績を上げることができるはずだ。まずはその第一歩として本書を読むことから始めてみよう」
ジェームズ・B・ステュアート(マーケットコラムニスト、全米ベストセラー『ウォール街・悪の巣窟』の著者)

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