目次
監修者まえがき
親愛なるマーケットへ
まえがき
序章
第1章 ライアーズ・ポーカー
第2章 トレーディングフロア
第3章 だれでもチャートの専門家
第4章 パターンの呪い
第5章 人間の弱さとの闘い
第6章 嫌悪感
第7章 さまよう心
第8章 スランプのときのトレード
第9章 失敗を受け入れる
第10章 うまく負けた人が勝つ
第11章 理想的な考え方
■監修者まえがき
本書は、JPモルガン・チェースやシティ・インデックスでの勤務経験があるトム・ホウガードの著した“Best Loser Wins : Why Normal Thinking Never Wins the Trading Game”の邦訳である。ホウガードは、トレードにおいては負け方の巧拙こそが最終的な成功・失敗を分けるカギであることを本書で丁寧に説いている。この主張は一見すると奇妙に思えるかもしれないが、紛れもない事実である。
一般に、投資やトレードの世界では、本当の成功者は表に出てわざわざ話をしたりしない。そんなことをするよりも仕事に専念したほうがはるかに良いからだ。だが、自らが知る真実を私たちに伝えようとする善意の人も少ないながらもなかには存在する。
(続きを読む)
■まえがき
失敗をどう受けとめるかが、人生の多くの場面でその人の成長と人生の行く末に非常に大きな影響を及ぼすと言ったらどう思うだろうか。
本書をいったん閉じて、そのことについて少し考えてみてほしい。この一文の深い意味を考えると怖くなる。
トレーダーの99%が、答えを探すところが間違っていることに気づいていない。テクニカル分析、ファンダメンタルズ分析、指標、レシオ、パターン、トレンドラインはだれでも知っているが……多くの人がみんな負けている。1%の人たちを除いて。
この1%の人たちがやっていて、残りの99%がやっていないことは何なのだろうか。(続きを読む)
(ウィザードブックシリーズ359)
Other recommendations
Products by the same author:
トム・ホウガード,
長岡半太郎,
井田京子
Previous page・Top page