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フィスコ投資ニュース配信日時: 2024/11/12 08:57, 提供元: フィスコ 前場に注目すべき3つのポイント〜買い一巡後はこう着感の強い相場展開〜*08:57JST 前場に注目すべき3つのポイント〜買い一巡後はこう着感の強い相場展開〜12日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■買い一巡後はこう着感の強い相場展開 ■リクルートHD、2Q営業利益 13.4%増 2697億円 ■前場の注目材料:東海理化、金型のDX拡大、設計自動化でコスト減 ■買い一巡後はこう着感の強い相場展開 12日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。11日の米国市場はNYダウが304ドル高、ナスダックは11ポイント高だった。トランプ政権による政策期待の買いが継続した。ベテランズデーの祝日で債券市場が休場のため、材料難のなかでローテーションにより小型株が買われた一方、ハイテク株が売られナスダックは一時下落に転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比85円高の39635円。円相場は1ドル153円70銭台で推移している。 日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや買い優勢の展開から始まりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時39560円まで売られる場面もみられたが、プラス圏をキープしており、同水準に位置するボリンジャーバンドの+1σが支持線として機能していた。節目の39500円接近では押し目待ち狙いのスタンスに向かわせそうだ。 一方で、米国では半導体株の弱さが目立っており、SOX指数は2.5%の下落となった。米商務省が台湾積体電路製造(TSMC)に対して、AIなどに使用する先端半導体の中国企業への出荷停止を命じたと報じられたことが嫌気された。これを受けてエヌビディアなど他の半導体株に売りが広がっていることから、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への重荷となる可能性がある。ハイテク株が弱い値動きとなるなかでは、日経平均株価はこう着感を強めそうだ。半面、ファーストリテ<9983>には、米系証券で格上げが観測されており、下支えとして意識される可能性はある。 |
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