|
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2024/07/12 12:46,
提供元: フィスコ
CAICAD Research Memo(6):2024年10月期の通期予想を据え置き、黒字転換を見込む
*12:46JST CAICAD Research Memo(6):2024年10月期の通期予想を据え置き、黒字転換を見込む
■業績見通し
1. 2024年10月期の業績予想
2024年10月期の連結業績についてCAICA DIGITAL<2315>は、期初予想を据え置き、売上高を前期比16.5%増の6,302百万円、営業利益を169百万円(前期は2,378百万円の損失)、経常利益を162百万円(同2,560百万円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益を137百万円(同3,889百万円の損失)と増収増益により黒字転換を見込んでいる。
売上高は、上期に引き続き、好調な受注環境を背景として「ITサービス事業」が順調に拡大する見通しである。
利益面でも、「金融サービス事業」の再編に伴う販管費の削減(前期比2,199百万円減)や「ITサービス事業」の伸びにより大幅な損益改善(黒字転換)を実現する。計画外であった暗号資産の評価切り下げによる影響については、「ITサービス事業」の伸びや利益率の高い案件の獲得などによりカバーする想定のようだ。
2. 弊社の見方
同社の通期予想の達成のためには、下期売上高3,436百万円、営業利益365百万円が必要となる。従って、高いハードル(特に利益面)と言わざるを得ないが、受注好調な「ITサービス事業」において高収益案件が獲得できている状況を勘案すれば、少なくても通年での黒字転換は十分に可能であると見ている。パートナー認定された有力ベンダーとの連携などにより、DXコンサルティングからソリューション導入、保守・運用までのSI事業が軌道に乗ってくれば、高単価が期待できるだけに目標達成にどこまで近づけるかといった展開も考えられる。注目すべきは、ベンダーとの連携や開発体制の強化などを通じた「ITサービス事業」のさらなる底上げに加え、中長期的な収益の軸として期待される「Zaif INO」及びカイカコインにおけるユーティリティ向上の取り組みであり、中期経営計画2年目となる来期以降の収益力アップにどのように寄与していくのかをフォローしていきたい。また、日本よりも暗号資産やNFTが活発な韓国市場への参入についても、どのような形でビジネスが立ち上がってくるのか、楽しみな材料と言える。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
《SI》
記事一覧
2024/08/03 07:45:NY金:弱含み、換金目的の売りが強まる
2024/08/03 07:42:NY原油:続落、一時73ドルを下回る
2024/08/03 07:32:前日に動いた銘柄 part2 日本電気、日本製鋼所、レーザーテックなど
2024/08/03 07:29:2日の米国市場ダイジェスト:NYダウは610ドル安、雇用統計で景気減速懸念が強まる
2024/08/03 07:28:ADR日本株ランキング〜ゆうちょ銀行など全般売り優勢、シカゴは大阪比970円安の34950円〜
2024/08/03 07:15:前日に動いた銘柄 part1 JVCケンウッド、日本精鉱、日本マイクロニクスなど
2024/08/03 07:09:2日のNY市場は大幅続落
2024/08/03 07:07:米国株式市場は大幅続落、雇用統計で景気減速懸念が強まる(2日)
2024/08/03 06:49:NY為替:米雇用統計悪化を受けて大幅利下げ観測台頭、ドルは全面安
2024/08/03 05:44:NY株式:NYダウは610ドル安、雇用統計で景気減速懸念が強まる
2024/08/03 04:17:8月2日のNY為替概況
2024/08/03 03:35:[通貨オプション]R/R、円コール買い強まる
2024/08/03 01:27:BTC下落6.2万ドル台、イーサリアム一時3000ドル割れ、リスクオフ【フィスコ・暗号資産速報】
2024/08/03 01:29:NY外為:BTC下落6.2万ドル台、イーサリアム一時3000ドル割れ、リスクオフ
2024/08/03 00:36:NY外為:ドル指数200DMA割れ、中期ドル安基調入りも、米景気後退への懸念強まる
2024/08/02 23:40:【市場反応】米6月製造業受注/6月耐久財受注改定値、パンデミック来の大幅下落でドル一段安
2024/08/02 22:40:【市場反応】米雇用統計、予想下回り9月FOMCで50BP利下げ観測も、ドル売り加速
2024/08/02 20:03:欧州為替:ドル・円は下げ一服、戻りは鈍い
2024/08/02 19:19:欧州為替:ドル・円は失速、米金利の低下で
2024/08/02 18:58:早稲田アカデミー---1Q増収、小学部が牽引し期中平均塾生数は堅調に推移
|