|
フィスコ投資ニュース
配信日時: 2024/12/04 11:29,
提供元: フィスコ
ベステラ:プラント解体の省エネ独自工法スペシャリスト、再び利益の拡大局面へ
*11:29JST ベステラ:プラント解体の省エネ独自工法スペシャリスト、再び利益の拡大局面へ
ベステラ<1433>はプラントの解体をてがけている。電力、石油・石化分野で大型元請工事の獲得が順調に進捗しており、完成工事高は電力、製鉄、石油・石化各分野でバランスよく構成されている。「リンゴ皮むき工法(特許取得)」に代表される同社の工法は、省エネ工法で有名である。海外プラント解体市場への進出も志向している。
2025年1月期の第2四半期(2Q)決算は、売上高の累計で前年同期比73.3%増の5,767百万円、営業利益の累計で211百万円(前年同期は61百万円の赤字)となった。事前予想となる売上高5,500百万円、営業利益100百万円を上回っての着地である。組織体制の強化で大型工事が順調に進捗し、会計期間、累計期間ともに過去最高売上を達成している。また、2Q会計期間から不採算工事清算の影響が大幅に減少、営業利益はV字回復となっている。電力業界で大型工事を受注するなど引き合いの状況は業界を問わず良好に推移しており、2Q末の受注残高は6,174百万円を確保。利益率の高い元受け比率も前期比10.6pt増の45.7%まで上昇した。工事監督数は期首から12名純増(採用は16名)の75名となるなど採用が順調に進んでいる一方、好調な受注で工事監督者1人あたりの完成工事高も増加傾向(前2Q累計比17百万円増の65百万円)。
2025年1月通期は売上高で前期比17.1%増の11,000百万円、営業利益で同102.5%増の500百万円が見込まれている。なお、同社では同じく第4四半期に完成工事高の増加する傾向にある。2026年1月期を最終年度する中期経営計画は、売上高で12,000百万円、営業利益で1,200百万円。
ROE13%以上を目標に掲げ、株主還元は配当性向40%、DOE3.5%以上を目安とする方針。配当利回りは2.01%となっている。
《NH》
記事一覧
2024/12/09 13:33:東京為替:ドル・円は小動き、クロス円に警戒も
2024/12/09 13:14:東京為替:ドル・円は底堅い、米金利は下げ渋り
2024/12/09 13:11:日本ヒューム Research Memo(11):新たな成長ステージ入りの可能性と株主還元の強化を評価
2024/12/09 13:10:日本ヒューム Research Memo(10):株主還元を強化
2024/12/09 13:09:日本ヒューム Research Memo(9):重点戦略の進捗は順調(2)
2024/12/09 13:08:日本ヒューム Research Memo(8):重点戦略の進捗は順調(1)
2024/12/09 13:07:日本ヒューム Research Memo(7):中期経営計画「23-27計画R」は成長軌道を創るための改革の期間
2024/12/09 13:06:日本ヒューム Research Memo(6):2025年3月期通期は利益を上方修正し大幅増益を予想
2024/12/09 13:05:日本ヒューム Research Memo(5):2025年3月期第2四半期(中間期)は大幅増収増益で着地
2024/12/09 13:04:日本ヒューム Research Memo(4):ICTを活用した新技術や新システムを開発
2024/12/09 13:03:日本ヒューム Research Memo(3):基礎事業、下水道関連事業、太陽光発電・不動産事業を展開
2024/12/09 13:02:後場の日経平均は101円高でスタート、IHIや三井住友などが上昇
2024/12/09 13:02:日本ヒューム Research Memo(2):2025年に会社創立100周年を迎えるコンクリート二次製品の総合メーカー
2024/12/09 13:01:日本ヒューム Research Memo(1):2025年3月期中間期は大幅増収増益。通期は利益を上方修正し大幅増益予想
2024/12/09 12:59:大成温調---大幅安、株式売出による短期的な需給悪化を警戒視
2024/12/09 12:55:ニチリョク---ストップ高買い気配、JA全農との業務提携を発表で
2024/12/09 12:51:日経平均寄与度ランキング(前引け)〜日経平均は反発、ファーストリテとソフトバンクGの2銘柄で約83円押し上げ
2024/12/09 12:37:後場に注目すべき3つのポイント一時マイナス圏に転落で上値の重い展開続く
2024/12/09 12:35:楽天グループ---大幅続伸、株主優待を好材料視
2024/12/09 12:33:一時マイナス圏に転落で上値の重い展開続く
|