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フィスコ投資ニュース配信日時: 2024/12/18 16:18, 提供元: フィスコ 日産東HD Research Memo(8):持続的な成長へ向けた取り組みを推進*16:18JST 日産東HD Research Memo(8):持続的な成長へ向けた取り組みを推進■日産東京販売ホールディングス<8291>の業績動向 3. トピックス (1) 店舗ネットワーク投資 2025年3月期第2四半期は、東伏見店(2024年4月)、U-Carひろば鹿浜店(同年9月)、東八三鷹店(同年8月)、ルノー練馬・アルピーヌセンター練馬(同年10月)と4店舗のリニューアル及び新築移転を実行するなど店舗への投資を加速し、店舗ネットワークの最適化を積極的に進めた。足元では移転や建替えリニューアルの工事を複数推進しており、2025年3月期下期以降は八王子店(2025年オープン予定)、烏山店(同年オープン予定)、足立店(2026年オープン予定)などのグランドオープンを予定している。なお、店舗ネットワーク投資にあたっては、次世代型店舗としてエネルギーマネジメントなどを積極的に導入しており、ソーラーパネルやEVのリユースバッテリーを活用した蓄電システムなど地域の環境や防災に貢献する店舗づくりを目指している。 (2) 人的資本投資 人的資本投資として、従業員の様々なチャレンジをサポートしている。「日産サービス技術大会」は、1966年より開催されている歴史ある大会で、全国の日産自動車販売会社で整備に携わるスタッフの技術力・対応力の向上を目的としている。2024年10月にその予選となる「2024全国日産ブロックサービス技術大会」が開催され、同社のチームが準優勝して、来年開催予定の全国大会での優勝を狙っている。また、日産自動車の人財育成プロジェクトの一環である「日産メカニックチャレンジ」では、モータースポーツの「SUPER GT」や「スーパー耐久」に、子会社の日産東京販売の整備士がレーシングチームの一員として参加した。プロのレース現場という極限の環境のなかで体感した整備のスピード感や正確性を、普段の仕事にフィードバックし、スキル向上に生かしている。 (3) 地域・社会貢献 地域や社会への貢献も常に行っている。東京都が実施する「TOKYOこども見守りの輪プロジェクト」に参画し、2024年6月に東京都との間で覚書を締結した。都内の自動車販売店舗や事業所において、地域の子供たちの安全・安心を守る活動に取り組む方針である。また、地域で開催される様々なイベントにおいてEVを活用し電気を提供、災害など万一の際に活躍する静かな発電機として好評であった。日産東京販売が運営する「三郷ファーム」では、水耕栽培により生産した多種多様な野菜を、品川区にある38の子ども食堂へ定期的に寄付している。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光) 《HN》 記事一覧 |