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驚いた。これほどの内容の物が世に出てくるとは思いもしなかった。 『リレントレス(容赦するな)』 内容の凄まじさから言うと、『よりよい道を行け』と言うタイトルが控えめな表現だとすら思えてしまう。
真っ先に感じたのは、確かによりよい道を行くのだが、よりよい、そう言うレベルの話ではないのだ。 他者を圧倒する、圧倒的な結果を求める。 生まれ持った闘争本能を取り戻せ!ぶちのめせ!と言う凄まじい物なのだ。
常に何かと戦い、目標を達成したい人はこの本1冊を熟読すれば良い。 何故ならティムほど、この分野に長け、この分野についてこれほど詳細に語られている物は他にはないからだ。 神になった男達のメンタルの秘密がこれでもか!と語られているのだ。
これを読めば、ジョーダン、コービー、バークレー、ウッズ その他にも錚々たる顔ぶれ。 その競技において圧倒的な支配者、神となった男達がこのメソッドを活用し、 なるべくしてなったのだと理解できるだろう。
考えるな!この言葉がキーワードになるのだが、我々が認識する考えるな!とは全く異なり、 圧倒的なパフォーマンスは、考えて出来る物でも無いし説明できる物でもないのだ。
圧倒的な闘争本能を呼び起こす事と結果それだけなのだ。 そこに余計な思考は要らないのだ。
場を支配する神となった男達のプレイを私は幾度となく観てきた。 彼らの事を尊敬し、ファンとして観てきましたが他の一流選手と何が違うのか? ずっと私には分かりませんでした。
ジョーダンはこれらの秘密を他の選手に知られない為にティムを専属で雇っていたと言う。 本書の内容はそれほど秘匿性の高い物だったのだ。 そして、本書はプラスの面だけではなく、綺麗事だけは済まされないダークサイドの力の使い方についてもしっかり語られてる。 だからこそ、上辺だけを語る他の本とは全然違うのだ。
驚いたのはダークサイド、負のエネルギーの使い方さえも神となった男達は決定的に違うのだ。 協調性も何もない、とことん自分と言うものにこだわり、自分こそが中心で、馴れ合う事もしない。 プレッシャーを楽しみ、それを解消させることではなく、維持するためにダークサイドといった負の面も利用する。 こう言う使い方を知っている人間にしかたどり着けない世界があったのだ。
とても並の人間が普通に暮らしていて知りうるものでもないし、知らずしてたどり着けるものではない。 しかし、これらの宝物と言うべき実践方法をティムは語ってくれた。 チャンスだ!この宝物を活用しない手はないだろう!
我々凡人でも本能を呼びおこし、圧倒的な目標を達成し、 よりよい道を行くために本書は必ず力になってくれるはずだ。
億乃細道 自営業
投資歴:日本株6年
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