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トレードを行う上でのメンタル面の成長と、その訓練をする過程が、人生そのものの向上および自分自身を知ることの術を身につけることに役立つ一冊なのだと感じました。
北海道 MK様 30代
トレードに対するメンタル面の改善方法が身近なたとえ、表現方法でわかりやすく説明されていて、自分を改善していけるのではないかと期待できる書籍である。社会生活、家庭生活、そして人生にでも活用できるほどの役に立つ書籍であると思った。
S.M様 40代
本書と同じ著者の前書『トレーダーの精神分析』を読んでトレードの成功に 大きく関係するのはテクニックではなく、メンタル面であるという事について 書かれていました。 その内容について日々のトレードから実感できました。
メンタル面の改善と言った場合も、個人の性格や今置かれている状況、 現時点のレベルはによって多種多様です。
本書は、さらに個人が抱える問題について具体的な101のレッスンとして、 網羅されていました。
本書は、700ページを超える為、一気に読破する。と言うよりは、 ドレードを行う部屋に置き、悩んだり、壁にぶち当たったり失敗する度に 本書のどのレッスンに該当するか!?という事を確認しながら、 辞書を引く様に読んでいくと今抱えてる問題に対しての糸口になり、 実体験を元に理解が深まると感じました。
本書は具体的な手法はほとんど書かれていませんが、各レッスンの最後に 「コーチングのヒント」として具体的なアクションプランが書かれているので、 本書を読んで納得するだけではなく、実際のアクションとして実践する事で 理解を深めたり、ひとつひとつ身に付けられるように工夫されていました。
手法に特化していないメンタル的な実践内容なので、スキャルピング、 デイトレード、スイングトレードや逆張り、順張り、ブレイクアウトなど、 どんなトレードをされる方でも実践できる内容でした。
101のレッスンはとても多いですが、自分の弱点だと思う章からひとつ ひとつ実践したいと思いました。
マックス トレード歴:6年 29歳会社員
トレードを勉強すればするほど、臆病になったり、自分はトレードに向いてないんじゃないか、と訳もなく不安になったり、一度損失を出してしまったら、そこからメンタルが崩れてオーバートレードに走ってさらに傷口を広げる、そんな経験をたくさんしてきました。
その時は、私にトレードを教えてくれる人はいなかったし、メンターとなる人もいませんでした。 そのときに、この本があったら、どんなに遠回りをせずに済んだか、と思います。
「悩めるトレーダーのメンタルコーチ術」の著者は、「トレーダーの精神分析」を書いたブレッド・Nスティーンバーガー。 読んだ事のある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
臨床心理学のエキスパートで、投資銀行のアドバイサーなどをしている人です。
本書の優れた点は、101からなる項目ごとにすっきりまとめられて、興味のある所から読んでも良い、利便性です。どれもメンタルに関する、自分に必ず当てはまる項目だったりするので、辞書を引くようにそれらを拾い読みするだけでもOKです。
そして、何よりお勧めなのは、行動パターンの対処に関する記述です。 たとえば、私は事前に用意したトレードがロスカットになってしまった場合、そこからすぐに何度も何度もポジションを持ってしまい、無駄なトレードを連発してしまう癖がありました。 過去のトレード記録を見るとわかるのですが、一目瞭然、典型的な悪しきパターンです。
まず、その行動を認知し、それを改善していく。
そのために必要なコーチを、自分の中に作り出して、客観視する。
そのためのテクニック、理想のトレーダーになるためには何が必要なのか、が満載です。 主にコーチングの内容ですが、トレードをアスリートにたとえた「トレーダーの精神分析」を合せて読むと一層理解も深まると思います。
ちなみに、上記のパターンは自力で直しましたが、凄くお金がかかった(損失を出しては落ち込み、の繰り返し。精神的にも苦しかったです)し、今これを知っていたらなーと思いながら、読んでいました。
私の中での No.1はオリバー・べレスの「デイトレード」でしたが、この本も甲乙つけがたいほどの名著です。
falco 30代
この本の目的は、マーケットでの成功を目指すトレーダーが自分自身の良き指導者になれるよう、コーチングについて説明することです。マーケット関連の本は、ほとんどがトレード手法やテクニカル分析・ファンダメンタルズ分析について書かれているものが主流なので、このメンタルコーチ術というものに興味をもちました。
内容は、トレーダーが直面する様々な難題や、それをどう解決するについてのアプローチ、さらにそのアプローチをどう実行するかの具体案が記載されています。
自己改革に始まり、エッジを探すまでの10章に分かれており、全部で101レッスン。 自分に必要、あるいは、あてはまるレッスンを選んで読んでいけばよい構成になっています。
101レッスンもあれば、自分の直面するトレードに関する悩みについて、なんらかの回答が得られるのではないか?というのが、個人的な感想です。(ピッタリといかなくても似たような悩みの解決法が、101レッスンにあると思います)
トレードを行っていて、難題や悩みが生じたとき、すぐに取り出せるように、トレーダーの身近に置いておく。そんな使い方をする本ではないでしょうか?
ロンリートレーダー
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