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本書はバフェットのバークシャー・ハサウェイ傘下の様々な企業のCEOなどへのインタビュー集です。
本書を読んだからといって、直接的な投資のノウハウが得られるわけではありません。投資本というよりもビジネス本といった感があります。
共通しているのは、どの人もきわめてまじめに誠実に事業をすすめてきているのだなという印象です。これは当たり前といえば当たり前のことですが、本書からビジネスの本質、それは結局、投資の本質にもつながると思いますが、を読みとることができるでしょう。 その一つは、ビジネスとはビジネスモデル云々以前に「人」であるということです。
行間をとった大きな活字で読みやすく、文章も平易です。
本書を読んで、個々の企業をばらばらに紹介するのではなく、バークシャー・ハサウェイの全体像についての詳細な紹介なども知りたいなと思いました。
(ふしみん、50代、公務員)
この本は、バフェットの経営する企業であるバークシャーハサウェイの傘下にある企業の社長たちのインタビュー集です。
それぞれに個性的な企業であり、同時に、社長であるので、さまざまな教訓が得られると思います。
また、この本を読むことにより、バフェットが単なる偉大なる投資家ではなく、偉大なる経営者であることがわかります。バフェットは、企業を買収しますが、基本的に、買収された企業に経営をまかせて、よけいな口を出さないという方針であります。これは、「金は出すけど、口は出さない」という、企業の社長だちにとっては、理想的な形になっているのであります。
また、バフェットは、記憶力、判断力などに優れ、同時に道徳的な人であるとしています。このようにバフェットは、投資法だけではなく、人間的にも見習いたい人物であります。
そして、ある社長は、バフェットから意思決定に感情を挟んではならない。どんな場合でも、事実、データ、状況に基づいていなければならないということを学んだといっています。これは、投資をする上でも、ビジネスでも、とても大事なことだと思います。
このように、この本には、企業経営者やリーダーにとても役に立つ情報が書かれています。具体的に役に立つ投資法はかかれていませんが、社会人として、この本は、多くのことを学ぶことができるではないでしょうか?
(40代 bblue 会社員)
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