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フィスコ投資ニュース

配信日時: 2024/08/27 09:35, 提供元: フィスコ

日経平均は43円安でスタート、霞ヶ関キャピタルやレーザーテックなどが下落


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;38066.31;-43.91TOPIX;2663.04;+1.63


[寄り付き概況]

 27日の日経平均は43.91円安の38066.31円と続落して取引を開始した。前日26日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は65.44ドル高の41240.52ドル、ナスダックは152.02ポイント安の17725.77で取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長のジャクソンホール会合での講演を受けた利下げ期待に引き続き買われ、寄り付き後、上昇。その後、耐久財受注やダラス連銀製造業活動指数が予想を上回ったためソフトランディング期待にダウは続伸、中東情勢への懸念が上値を抑制し終盤にかけ失速も過去最高値を更新した。長期金利の上昇に加え、決算を控えエヌビディア(NVDA)など半導体セクターの下落が重しとなりナスダックは終日軟調に推移した。

 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は上昇したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落しており、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価の重しとなった。また、今週は28日に米エヌビディアの5-7月期決算発表が予定されており、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均が上昇し最高値を更新したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=144円50銭台と、昨日15時頃と比べやや円安・ドル高水準となったことも東京市場で安心感となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。