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フィスコ投資ニュース

配信日時: 2024/08/29 09:37, 提供元: フィスコ

日経平均は251円安でスタート、ZOZOやディスコなどが下落


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;38119.95;-251.81TOPIX;2683.62;-8.50


[寄り付き概況]

 29日の日経平均は251.81円安の38119.95円と3日ぶり反落して取引を開始した。前日28日の米国株式市場は反落。ダウ平均は159.08ドル安の41091.42ドル、ナスダックは198.79ポイント安の17556.03で取引を終了した。主要経済指標の発表なく、寄り付き後、まちまち。ダウは過去最高値付近から利益確定売りが強まったほか、ナスダックも長期金利上昇を警戒した売りや、半導体メーカー、エヌビディア(NVDA)の決算発表を控えた手仕舞い売りも強まったと見られ、終日売りが先行した。

 今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、好決算を発表した米エヌビディア株が時間外取引で下落したことも投資家心理を委縮させた。さらに、日経平均はこのところ38000円台前半が日々の高値となっていることから上値の重さが意識された。一方、注目された米エヌビディアの5-7月期決算が予想を上回る水準だったことが安心感となった。また、日経平均はこのところ朝方に軟調な後は底堅く推移する日が多く、相場の腰の強さを指摘する向きもあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は18-24日に国内株を2週連続で売り越した。売越額は4383億円だった。