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フィスコ投資ニュース
配信日時: 2024/11/22 09:37,
提供元: フィスコ
日経平均は120円高でスタート、さくらやリクルートHDなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;38146.98;+120.81TOPIX;2688.84;+6.03
[寄り付き概況]
22日の日経平均は120.81円高の38146.98円と3日ぶり反発して取引を開始した。前日21日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は461.88ドル高の43870.35ドル、ナスダックは6.28ポイント高の18972.42で取引を終了した。地政学的リスク懸念が緩和し、寄り付き後、上昇。シカゴ連銀のグールズビー総裁が来年の金利が「現状を下回るだろう」との考えを示すと、金利先安感に買われ、相場を押し上げた。ナスダックは長期金利の上昇が重しとなり伸び悩んだが半導体のエヌビディア(NVDA)の決算を好感した買いが下支えとなり、かろうじてプラス圏を維持して終了した。
今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、米エヌビディア決算発表を受けた同社株が底堅く推移したことや、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が反発したことが東京市場で安心感となった。一方、昨日の米株式市場で、ダウ平均の1.06%上昇に対しナスダック総合指数の上げが0.03%と小幅にとどまったことが東京市場でハイテク株などの買い手控え要因となった。また、昨日の海外市場で米長期金利が強含みの展開となったことが東京市場の株価の重しとなったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された10月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.3%上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.2%上昇だった。