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フィスコ投資ニュース

配信日時: 2024/12/30 12:27, 提供元: フィスコ

後場に注目すべき3つのポイント〜前週末の反動で軟調推移

*12:27JST 後場に注目すべき3つのポイント〜前週末の反動で軟調推移
30日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・日経平均は反落、前週末の反動で軟調推移
・ドル・円は下げ渋り、米金利は底堅い
・値下がり寄与トップはアドバンテスト<6857>、同2位はファーストリテ<9983>

■日経平均は反落、前週末の反動で軟調推移

日経平均は反落。301.48円安の39979.68円(出来高概算7億5830万株)で前場の取引を終えている。

先週末の米国市場のダウ平均は333.59ドル安の42992.21ドル、ナスダックは298.33pt安の19722.03ptで取引を終了した。年末年始の祝日を控え、参加者が限定的となる中、中国の指標が冴えず、さらにドイツや韓国などの政局不安も一部投資家心理に影響を与えたと見られ、下落した。新年度のリバランスに向け、特にハイテクが売られ、相場全体を一段と押し下げ、終日軟調に推移。終盤にかけ、下げ幅を縮小した。

主要株価指数がそろって下落した米株市場を横目に、12月30日の日経平均は前週末比44.62円高の40325.78円と4営業日続伸でスタート。やや買いが先行したものの、想定通り前週末の大幅な上昇の反動の形で、利益確定の売りが出ているとみられ、早い段階でマイナス圏に転じた。一方、実質2025年相場入りとなるなか、押し目買い意欲は強いとみられて底堅さも意識されている。