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トレーダーズショップより最新情報をお届けします。 (2008年2月26日)
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◆ 視察ツアーを終えて〜ドバイ株投資の魅力とは?
◆ ゴールデンクロスシステムの検証方法
◆ 超実践編!公認会計士がおくる株式投資の基礎知識 第19回
◆ パンローリング投資の仲間たち【新着トレードブログ】
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■■ 視察ツアーを終えて〜ドバイ株投資の魅力とは?
■■
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2008年2月12日から6日間にわたり、「ドバイ株投資完全視察ツアー」を開催し
ました。ツアーゲストとして同行いただいた『ドバイ株投資完全マニュアル』
石田和靖氏にお話を伺いました。
――石田さん、おかえりなさい。ドバイ株投資完全視察ツアーお疲れ様でした。
お疲れ様でした!いやー、楽しかったのはもちろんですが、すでに7回目のド
バイだというのに、感動の連続でしたね。この街は来るたびに変貌しています。
そして、不動産会社や金融機関のプレゼンを見て、毎回驚きの連続でした。参
加者の方々も相当驚きの連続だったようで、かなりおなか一杯のツアーでした
ね。
――今回一番印象に残った視察先はどこでしたか?
う〜ん、かなり難しい質問ですね。行く場所行く場所、どこもものすごいイン
パクトがあって、「一番」というのを決めかねるのですが・・・。あえて言う
ならば、ドバイプロパティーズの巨大開発プロジェクト”ビジネスベイ(Busi
ness Bay)”でしょうか。このプロジェクトにはちょっとした感動のエピソー
ドがあります。 (中略)
――エコノミックフリーゾーンとは何ですか?
簡単に言うと、特定業種の外資系企業が、100%外国資本で設立・営業できて、
現地人の雇用制限などがなく、さらに所得課税が数十年間無税、さらに営業を
行うための各種インフラなどががっちりと整備されている。と、そんな地域の
ことをエコノミックフリーゾーンと言います。そして、それは各業種ごとに用
意されていて、そんな魅力的な経済特区に、いま世界中から数多くの大企業が
ドバイに津波のように押し寄せて拠点を作っています。
■ インタビュー全文を読む
http://www.tradersshop.com/bin/mainfrm?p=topics/interview/dubai
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■■ プログラミング不要の
■■ ゴールデンクロスシステムの検証方法
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システムトレードに興味はあるけれど…、関数やエクセルの操作を前にして、
諦めてしまったことはありませんか?思いついたトレード法を検証するのに
もう面倒なプログラミングは必要ありません。
「投資戦略フェア2008」にてご紹介したチャートギャラリーエキスパートの
成績検証機能を動画で公開しました。わかりやすいゴールデンクロスシステ
ムの検証を実際に操作しながら説明しています。
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│■チャートギャラリー利用方法動画配信 │
│ │
│http://www.tradersshop.com/bin/mainfrm?p=topics/cgsample │
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「投資戦略フェア2008」各講演がDVDになりました。
■ DVD シクリカル投資とオニール流空売り手法
http://www.tradersshop.com/bin/showprod?c=9784775962350
■ DVD FX(為替証拠金取引)の短期売買
http://www.tradersshop.com/bin/showprod?c=9784775962367
■ DVD システムトレード運用術ーシンプルな売買ルールと機械的な資金管理
http://www.tradersshop.com/bin/showprod?c=9784775962381
■ DVD 生涯現役のトレード技術 【海図編】
http://www.tradersshop.com/bin/showprod?c=9784775962374
■ DVD 世界最高峰のマネーマネジメント
http://www.tradersshop.com/bin/showprod?c=9784775962404
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■■ 超実践編!公認会計士がおくる株式投資の基礎知識
■■ 第19回 PERが100倍でも「割安」なわけ
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上場企業A社とB社があり、どちらも2008年3月期の予想1株当たり当期純利
益の額は同じです。本日のA社のPERは10倍、B社のPERは30倍です。
さて、A社とB社、どちらの株価が割安でしょうか?
初心者・初級者向けの投資の教科書では、正解は「A社が割安」となっていま
す。でも、それは正しくありません。もしかしたら「B社の方が断然割安」か
も知れないのです。
筆者の感覚からすると、利益が毎年ほぼ一定で安定的な会社のPERは10倍程
度に落ち着くことが多いようです。つまり、将来の利益変動がほとんどない場
合は、投資資金と同額の利益を獲得するのにかかる期間は10年程度が適当だ、
と投資家は思っているのです。
そこで、「投資家が、投資資金と同額の利益を獲得するために許容する期間は
10年」という仮定を設けます。(なお、この仮定及び以下の記述は、PERの
本質を理解いただくためのもので、理論的には異なる部分もあることをご了承
ください)
一般的にPERの「適正値」は20倍といわれますが、これはどのような意味を
持っているのでしょうか。今期の1株あたり予想利益が100円であるD社、E社
を例にとって考えてみます。
D社の株価は1,000円、E社は2,000円です。よって、D社のPERは10倍、E
社のPERは20倍となります。そして、D社は利益が毎年ほぼ一定で安定的な
会社とします。
例えば、PER10倍で、利益が安定的であるD社に1,000円投資すると、毎年
利益が100円ずつ発生し、10年で100×10=1000円と、投資資金と同額の利益を
得ることができます。
同様に、PER20倍のE社に2,000円投資した場合、仮にE社がD社と同様に利
益が毎年100円であるとしたら、投資資金と同額の利益を得るのに、20年かかっ
てしまいます。
こうした状況では、PER20倍のE社の株価は、PER10倍のD社の株価より
「割高」といえます。しかし、そうではありません。E社の株価がPER20倍
まで買われる理由があるのです。それが「成長性」です。
E社の1株当たり利益が将来も100円のままであれば、投資資金と同額の利益を
得るために20年かかってしまいます。ところが、上の仮定に基づけば、投資家
は20年ではなく10年で投資資金と同額の利益を得ることを要求していることに
なります。
E社が1株当たり2,000円の利益を10年間で獲得するためには、毎年約15%の利
益成長を続けることが必要となります。裏を返せば、PER20倍まで買われて
いるE社に対して、投資家は、毎年15%の利益成長を見込んでいるのです。こ
れが、「PER=20倍」が意味するものです。
将来の利益成長が特に期待される銘柄の中には、PERが100倍、200倍といっ
たものもあります。でも、株価は割高とは決して言い切れません。
現在の予想1株当たり利益100円のF社の株価が20,000円とすれば、PERは
200倍です。でも、F社は毎年100%の利益成長を10年間は見込める、としたら
どうでしょうか。1株当たり20,000円の利益はわずか8年弱で得ることができ
るばかりか、10年間の予想利益合計は100,000円を超え、現在の株価はとても
割安、という評価になるのです。
株価やPERは、何も当期の利益予測だけで算定されるのではありません。仮
定で挙げたような10年後まで、というのは多少言い過ぎとしても、株価は、2
年後、3年後、ときにはさらに先の利益予測までも見込んで形成されているの
です。
ですから、単純に、複数の会社のPERを比較して、PERが低い方が割安、
高い方が割高・・・などという議論は、全くもってナンセンスです。
重要なのは、その会社の将来の利益の見通しです。PER10倍の会社でも、将
来の利益が減少傾向と予測されれば、株価は決して割安とはいえませんし、将
来、利益が倍々ゲームで伸びる見込みが高い会社のPERが100倍であれば、
株価は非常に割安なのです。
いうなれば、PERは、企業の将来の利益予測の「市場コンセンサス」です。
PERが低い会社は、決して「割安」なのではなく、投資家がその会社の利益
が今後減少傾向にある、と予測しているから株価が安値のまま放置されている
に過ぎないのです。
PERが低い会社が割安となりうるのは、市場コンセンサスよりも実際の業績
が好調に推移した場合です。とはいっても、将来の業績を正確に予測するのは
現実には不可能です。
実践的には、例えば株式市場がパニック状態になって、好調な業績が今後も見
込まれる企業の株価までも急落してPERが大きく低下した場合などが、買い
のチャンスとなります。あとは、市場に過小評価されている、と自らが思う銘
柄にとりあえず投資してみて、株価の動きが悪ければ撤退する、この繰り返し
をする他ないでしょう。なぜなら、今の時点でのPER、ひいては株価が割安
だったかどうかは、後にならないと分からないのですから。
少なくとも、「PERが低いから割安」、「PERが高いほど割高」と単純に
は言えないのだ、ということだけは覚えておいてください。
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【執筆 足立武志 (あだち・たけし)】
公認会計士、税理士、ファイナンシャル・プランナー (AFP)
株式会社マーケットチェッカー取締役
1975年生まれ 神奈川県出身 一橋大学商学部経営学科卒業。
資産運用に精通した公認会計士として、執筆活動、セミナー講師等を通じ、
個人投資家が資産運用で成功するために必要な知識や情報の提供に努めている。
【足立氏の著書はこちら】
■ マーケットチェッカー
http://www.tradersshop.com/bin/showprod?c=2011010300002
■ すぐできる! らくらくネット株入門
http://www.tradersshop.com/bin/showprod?c=9784471210717
■ はじめての人の決算書 入門塾
http://www.tradersshop.com/bin/showprod?c=9784761264253
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■■ パンローリング投資の仲間たち【新着トレードブログ】
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【今週の新着トレードブログ】
■鎌田傳の「South Bayトレーダー」日記
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│「デイトレード以外は全てがスイングトレード?」 │
│ │
│クレッグさん、というスイングトレーダーがいる。べつにスタートレーダー│
│というわけではないのだが、トレードを始めたキッカケがテレビ番組だった│
│というから面白い。本人の話を要約してみよう。 │
│【全文はこちら】→ http://www.panrolling.com/blog/kamata.html │
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■塩坂洋一の「投機術・覚書」日記
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│「自動操舵システム」 │
│ │
│イージス艦の具体的衝突回避行動に問題があったことが、より明確になって│
│きた。「そこのけそこのけ御船が通る」という意識だったのであろう。東京│
│湾の入口に近いタンカーや漁船群が多く行き交う海域だったとはいえ・・・│
│【全文はこちら】→ http://www.panrolling.com/blog/siosaka.html │
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■川口一晃の「トレンドを知る」日記
┌――――――――――――――――――――――――――――――――――┐
│「昔昔、テクニカルは・・」 │
│ │
│現在ある大半のテクニカルは一九九〇年以降に導入されたものです。 │
│それまでのテクニカルというのは、ローソク足、移動平均線、一目均衡表、│
│ポイント・アンド・フィギュア、新値足くらいしかありませんでした。 │
│【全文はこちら】→ http://www.panrolling.com/blog/kawaguchi.html │
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