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はじめてのテクニカル分析林康史編著 日本経済新聞社テクニカル分析に関する本はあまたあれど、本書はまちがいなく、そのなかで最もや さしく、わかりやすく書かれた解説書と言ってイイと思う。 本書は一人の著者がすべ てのテクニカルツールについて網羅して書いたものとは異なり、複数の専門化が、 個々の得意とするテクニカルツールについて解説したものとなっており、入門書と言 えど、その内容は大変充実していると感じられる。 また、日本の相場書には珍しく、 第１４章でトレードシステムの構築について、第１５章でマネーマネージメントにつ いて、そして第１６章でマーケットにおける行動心理について解説がなされており、 単なるテクニカル分析本とは一味違って、中級者以上の投資家にとっても読み応えの あるものとなっている。
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