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テクニカル分析の迷信 行動ファイナンスと統計学を活用した科学的アプローチ

検証不可能な従来の主観的テクニカルをなぜ使うべきではなく、科学的分析を用いるべきということに言及されている。

第1部では、その啓蒙、統計分析の知識、客観的テクニカル分析の落とし穴について触れられている。第2部では、ケーススタディとしてS&P500のシグナルルールとしてデータ・マイニングバイアスとルールの評価にページが割かれている。

主観的テクニカル分析とは、サイクル理論、占星術による予測、ギャン理論、ダウ理論、エイオット波動、トレンドラインなどの検証不可能な主観的テクニカル分析を言っています。

著者によると科学的分析とは、科学と呼べるものは反証可能な仮説のみで、検証可能な記述こそが本物の科学としている。ようするにプログラムが組めないものは、検証ができないのでダメだということです。

主観的テクニカル分析の一部ですが、日頃から検証してみたいと思っていましたが、独学なのでプログラム技術が低く手作業で検証するのも面倒だなと思っていて、プログラム技術がもっとあればと思っていましたが、プロでもできないことなので安心しました。

膨大な理論やテクニカルがありますので、取引をする際に一度にできないので切り捨てることができたのは、本書を読んで良かったです。

第2部では、トレンド、極端な値と移行、ダイバージェンスの3つのテーマで6402のルール検証をされていますが、結論として高リターンを生み出すことはできなかったとなっています。

検証目的が従来のテクニカル分析では、平均を上回る高リターンを生み出すことができないことを示したかったのか、儲かる方法を本に書く人も少ないと思いますが、いささか寂しい結果になっています。科学的分析もアイデア次第と痛感しました。6402もの検証をして平均を上回るリターンを見付けられないとなると、余程のアイデアがないと厳しい。

たしかに、1部で述べられていることは正しいと思う。検証を行わずに取引すると目先は勝ったり負けたりするのでなかなか解り辛いが、取引を続けていたら最終的にはたいてい負ける。かといって2部を読むと膨大な検証をしても良い結果にはならない。とすれば、どうしたら良いかは自分で考えないとならない。

よく言われることですが、良いプログラマーであるというだけでは、良いシステムトレーダーには、なれないということを痛感しました。相当な相場知識やスキルが無いとなかなか厳しいのでしょう。

しかし、本書を読んで、システムトレードの書籍を読んで、プログラムの勉強を進めるのが、結局は、もっとも損をしないということを再認識しました。少なくても取引する前に検証をしていたら損をする確率は非常に低いでしょう。

もし取引開始前、もしくは開始後まもなく、この本を読んでいたとしたらその後の膨大な検証作業の時間ロスは、無かったと思います。

統計学や第2部は私には難易度が高い内容の部分もあったので、これから読み直して、勉強していこうと思います。

大変な本を、よく翻訳出版されました。

(30代 男性 会社員)


相場の必勝法というよりも、相場の学術書。理論の説明や検証の方法論など、気合を入れて読まないと何を読んでいるのかわからなくなってしまう感じだった。「さあ、論文を読もうか」という気持ちで読むのが丁度いいかもしれない。

この本では、テクニカル分析を科学にしよう、という試みが論じられているが、独自の相場必勝法についてはまったく論じられていないため(総論としては通じるのだが)、具体的なそれを求める人にとっては的外れな本になるのは確かだ。今ある無数のテクニカル分析の中から具体的な分析法を複数ピックアップして、それぞれの難点をあげる批評集のようなものでもない。この本では投資家がテクニカル分析を行う際に、合理的でかつ明確なポリシーを持った観察を通じてその有効性を判断し、投資のツールとして役立てるにはどうしたらいいか、という方法論について論じている。ゆえに、本の展開はまず、テクニカル分析を、観察科学として分析可能な「客観的なもの」と、観察と検証があいまいなものに終始する「主観的なもの」があることを解説し、あいまいさを排除するには、投資家はまずどういった批判的な目を持つことが必要か、を説いている。

たとえば本文に出てくる以下の3つの質問は、メディアで伝えられるテクニカル分析予測や、自らが立てる分析に対して常に問いただす質問として覚えておくべきである、という。

・予測した方向と逆にどれくらい動けば、あなたの予測は間違っていたことになるのか?
・どういった結果が発生すれば、あなたの予測は間違っていたことになるのか?
・いつ、どんな状況になればあなたの予測は正しかったといえるのか?

このような視点をもとに、観察→仮説→予測→検証→結論という、科学の定義について触れ、その上で科学を使う際に陥りがちな人間の認知のゆがみについて「バイアス」として10以上のケースについて詳細な解説をしている。これらのバイアスに気をつけながら、科学の検証法を、いかに個々人のテクニカル分析に反映していけるかということが、この本のテーマである。

目からウロコの論も複数あった。
たとえば、特定の期間はものすごく機能したトレードシステムが、あるときを境にからっきしになってしまう原因について。相場の本の多くは、その理由を、「トレンドが変化したから」「参加者が変わったから」とするが、著者はサンプリングを行った期間でたまたま良い結果が重なったために、期待以上の成果が出たように見えたものである、とした点であった。「トレンドが変化したから」というような論理は、説明が付きそうでつかない非合理的なものである。そんなことに議論を割くよりも、統計の宿命である任意のデータをピックアップするタイミングの違いによって、出る結果にバラつきが出るからこうなった、という理論に注目することはより論理的であり、テクニカル分析の本来の目的であるリターンを得る作業に全体的にプラスになる。上げ相場で取得したデータと、下げ相場で取得したデータの結果の違いはあきらか、という例を挙げてもわかりやすい。

本書で論じられた10以上の認知のバイアスについて、その重要性はこの本だけでは理解しきれないと思った。3分の1以上をこの解説に割いている点で、この本は心理学の本という側面も持っていると思う。内容は、別の視点で「ゾーン」や「トレーダーの精神分析」などで論じられており、これはNLPにおける脳科学の分析結果とも通じるものが数多いため、今リストしたような本と合わせて読むと、理解の深度がまったくちがったものになると思った。

文章の書き方が論文調であるため、読むには相当の気合が必要だった。理論解説に走ると専門用語やアカデミックな文体になりやすいのはしかたない、としたいのだが、もっと説明内容の贅肉をそぎ落とし、すっきりとわかりやすく書くことは可能だったのではないか、と思う。理論解説書として9800円という値段設定もいかがなものか。真にこの本を必要としている人たちが手を伸ばすには、少々敷居が高くなってしまっているような気がして残念でならない。数々の書評や感想を読んで、より多くの投資家がこの本を手に取る縁がつながれば、と思う。

(30代投資家)


 この本は、テクニカル分析が、なぜ有効なもののようであるのか、そして現在でも支持されているのかを検証して、実際には誤解を利用した虚偽のひとつにすぎないことを証明しています。

 私を含めて、多くの投資家は、テクニカル分析を使えば利益をあげることができると思い込んでいるので、テクニカル分析を支持する人には、ショッキングな本だと思います。

 ただ、実際、テクニカル分析を使って投資をしていれば、エッジがないことが、自身の体験でわかってくるので、この本が主張していることが正しいことが理解できると思います。 

 テクニカルの沢山の投資法も、うまくいったチャートを見せられて、実際に自分がトレードしてみると、これがうまくいかない、という経験が、誰にでもあると思います。

要するに、都合良く選ばれた材料によって正しいと思いこまされていただけ!ということです。

 もし、テクニカル分析に本当に有効なものがあるのなら、数多の投資本を買って読むなか、既に最高のテクニカル分析を見つけて、現在、億万長者になってリタイヤしているはずですから。

 この本は、客観的観察と統計的推論という科学的手法を用いて、テクニカル分析にアプローチしています。個人的には、日頃読み慣れている投資の本とは違い、むしろ、難解な学術書といったほうがいいと思います。(じっくり熟読しないと理解しづらい!)

詳細は本書に譲りますが、テクニカル分析に不満や疑問を抱えている人にとっては、是非、一読をお薦めしたいと思います。

(ロンリートレーダー)


誠実さと爽快さと物足りなさと

 誠実な労作。

 書名にあるとおり、本書はまず、伝統的なチャートパターン分析や手描きのトレン ドライン、エリオットの波動理論等々のテクニカル分析を「主観的テクニカル分析」 とし、これらを「間違いであるよりも悪い無意味なもの」として切り捨てている。科 学的な意味で検証、反証することが不可能なこれらの「分析」は「宗教と呼ぶにふさ わしい」としている。

 第2章の「主観的テクニカル分析の幻想」は一章を割いてこれについて述べている が、私自身の感覚ともマッチし、極めて爽快感のある内容となっている。これらの主 観的テクニカル分析は、客観的な検証が不可能なため、いかようにも解釈することが でき、そのため、これらを間違いと断定することすらできない。占星術から科学的な 天文学への発展が見られた現在でも、占星術はなくなってはいないが、それは既に単 なる「占い」としての位置を保っているにすぎず、科学的な天文学とは相容れないも のとなっている。それと同様に、主観的なテクニカル分析は「占星術」的なものでし かありえないというわけだ。

 ここから本書は科学論や統計学論の内容に入っていく。ここが本書の誠実さの基礎 となる部分で、厳密に検証が可能であるための方法論について詳細に述べている。た だ、直接テクニカル分析そのものへの言及は少なく、読むのがややしんどく、理解す るにも努力が必要だろう。

 次に本書は効率的市場仮説の誤りについて、主として行動ファイナンスの研究成果 をもとに批判している。幅広い側面から効率的市場仮説の誤りについて述べており、 相当の説得力もある。

 また、客観的なテクニカル分析の落とし穴として、過去データから得られたテクニ カル分析のルールは将来のパフォーマンスを過大評価しすぎるというシステマティッ クエラーについても丁寧に論述している。

 そして実際にデータを分析してみての結果はというと、「残念ながら統計的に有意 なリターンを生み出すルールを発見することができなかった」としている。この結論 部分はいささか拍子抜けではある。が、これは本書の誠実さのあらわれであり、シス テマティックエラーの部分まで勘案しての分析で得られた結論が示されているところ が本書の良さでもある。

 科学的テクニカル分析には可能性があるのだろうか。本書を通読しての印象は「多 分ある」であった。しかし、それを実際の運用に個人投資家が具体的に活用すること はなかなか難しそうだ。

 本書の誠実さには頭が下がる思いがする。2章と7章だけでも読む価値は十分にあ ると感じた。

(ふしみん 40代 公務員)


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