一芸を極めた裁量トレーダーの売買譜

YouTubeで著者の話を聞いて本書を購入。
トレーダーにとっての本当に大事な原理原則がしっかり書かれている。

（S様 神奈川県 68歳）

本書はスキャル、デイトレではなくスウィング(週足、日足)でのトレードを中心に記された内容になっていますが、著者の30年の今なお現役でのトレード感はどの主体のトレードにも参考になる部分が多く書かれています。

一貫して成功するのは難しい・・・
裁量トレーダーにとって不確実性の相場にいかに取り組むか、難しい心理、感情的な行動の洞察には納得させられました。

ファクタートレーディングプランという独自のトレードは、解りやすく規律を守るプランには大変役立つと思いました。 おもに、ヘッドアンドショルダー、ボトムでの取引を主体にしており、複雑なテクニカルでなくても、規律やポジション管理、リスクリワード等トレードでエッジがある効果的に勝てる行動をとるということに勉強させられます。

日記の章ではうまくいったトレードより、むしろ悪いトレードが多く掲載され(これも30年のトレード人生中のドローダウンの事実なのでしょう) プロだろうとお構いなしの相場で起伏を全て包み隠さず解説、分析、管理と明らかにしています。

トレードは手法が第一ではなく、もっと大切なことがあるそして、それが稼ぎ続ける秘訣だと教えてくれます。 何かスクールに通っている感覚でスラスラと読み進められました。

トレードの難しさも楽しさも教えてくれる良書でした。一読あれ。

（40代　男性　自営業）

本書の表紙には「パターン認識だけで30年間稼ぎつづけてきた驚異の男」とある。 その文言の通り、投資関連の書籍には必ず掲載されていると言って良いぐらい、馴染みのあるトレードパターンでの解説がなされている。

もちろん、どんな本を見てもエントリーポイントや決済ポイントは載っているが、本書が違うのは、パターン認識でのトレードに伴い、トレードプランの構築・修正が細かく説明されていることであろう。

一見すると、巷にあふれるトレードパターン集のようであるが、その後のプランの解説がとても参考になる。 掲載されている複数の時間軸での解説は、初心者のみならず、複数時間軸を見ることの大切さが分かっているベテランにも、読んでいて納得できる内容ではないだろうか。

また、個人的にはトレード記録の付け方などが参考になり、トレード後の具体的行動の取り方が学べた。 トレードパターンを説明している書籍は数多くあるが、プランやトレード管理とをしっかり結び付けて説明されている本書は、相場歴の長いベテランも一読の価値があると感じた。

（ラオウちゃん、30代、医師）

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