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生涯現役の株式トレード技術優利加 パンローリングこの本の筆者である優利加さんは、株式評論家である北浜流一 郎さんが主催している掲示板である「資金倍増！ 株愛クラブ 北浜」で投稿されているころから注目して、投稿内容はいつも 参考にしていました。個人的には、中長期投資では、この優利 加さん、デイトレードではｔｏｐｐｙさんという方が、この掲 示板の中での双璧だと思っていました。（投稿内容によると、 ２人とも、いわゆる株で生活している、いわゆる株のプロとい うことです。） また、その前には、（今はないようですが）ヤフーの掲示板の 中の「株で生活できるか」というところにも投稿されてました 。その「株で生活できるか」の中で、試し玉についての議論が 印象に残っています。優利加さんは、この本の中で書いている ように、試し玉肯定派なのですが、他の方は、システムトレー ド派が多かったために、否定派が多かったようです。しかし、 それは、あくまで個人がやりやすいほうがいいのであって、ど っちが正しいということはないと思っています。 さて、本の内容ですが、おおまかなトレードの方法としては、 ファンダメンタル+テクニカルです。このファンダメンタルの 部分は、バリュー投資のような、企業の財務内容を詳しく分析 してというのとは違って、もっとトレンドに沿ったやり方で、 非常に参考になるでしょう。個人投資家がすぐに実行できるや り方です。テクニカルは、一般的といってもいいですが、この 型になったら、うむをいわさず売買するといった、売買の型を 決めているところがやりやすそうだと思いました。 また、建玉技術としては、林輝太郎氏風のやり方を推奨してい ます。いわゆる、うねりとりやリズムとりです。 そして、最後に最も重要になってくるのが、あらかじめ決めた ことを実行できる強靭な精神力であると言っております。これ は、株式評論家ではなく、株式実践家ならではの言葉といえる でしょう。 全体的に、とてもわかりやすく書いてあり、株である一定以上 のレベルに到達したいと思っている人には、とても参考になる 本だと思います。五つ星で推薦です。 (bblue 30代 会社員)
“株式トレードが難しいのは何故か”という問いから始まるこの本。ファンダメンタル・テクニカル分析を踏まえ、資金管理にいたるまで、株式投資に必要不可欠な知識を、学ぶことのできるおもしろい本です。６日間で、完結するようにカリキュラムが組まれており、内容も理論的かつ実践的、世の中には沢山の投資スタイルがありますが、著者の実践する投資スタイルについて、解りやすく解説してあります。 個人的に共感したのは、第１日目の第１時限目の“目標を決める”です。意外とこれを疎かにしてしまっている自分に気付き、恥ずかしい限りでした。目標額も曖昧、投資期間も短期になったり長期になったり、目標リターンも、その時折で変化、と腰の定まらない投資をしてきた自分に、全く情けない思いです。実際、具体的な目標をしっかり定めないと、当然ながら、投資スタイルを含めた相場に必要な技法も、あやふやになる訳で、それこそが、投資を失敗に終わらせる要因だと、改めて気付かされたわけです。現在、再度、投資の目標を、練り直しているところです。 他にも、銘柄の選択法や建玉操作など、相場に必要な知識が、順を追って学べる様、工夫がなされており、初心者にも、理解されやすい構成になっています。チャートや図表も豊富で、かつ鮮明なものが取り上げてあるので、本文を理解するうえで、非常に役立つと思います。 本の構成からは、わずか６日で、相場に必要な知識をマスターできるわけですが、一番大切なのは、内容をよく理解し、それを実行できるようになることだと思います。私自身も、まだ、熟読したというレベルではなく、実践はこれからというところ。さらに、理解を深めて、よいパフォーマンスをあげられるよう努力したいものです。 ボリュームは、程々ですが、充実した内容のこの本、初心者から上級者まで、是非、読んでみることを、お薦めします。 (ペンネーム ロンリートレーダー)
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