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投資苑アレキサンダー・エルダー著/福井 強訳 パンローリング本書は、相場で成功するために必要な相場の本質を理解し、トレードテクニックを構築・実践するために最良の書物である。 私はこれまでに、テクニカル・ファンダメンタルを問わず、相場に関するさまざまな本を読んできたが、読み終わった後でこれほど感動をおぼえたのは初めてのことである。著者の相場に対する愛情・熱意、また、深い洞察に満ちていて、何度読み返しても得るものがあるという、まさに相場技術の優良図書といえるものである。 そもそも私がこの本を読みたいと思ったのは、以前、オシレータを考慮して売買を行うようになった頃のことであった。その頃よく読んでいた参考書に、「はじめてのテクニカル分析」というものがあり、その中で著者のMACD・ストキャスの組み合わせによるトレード手法が紹介されていたのである。単一オシレータの最適化による売買手法構築に壁を感じていたし、これまでオシレータの意味するところ、また、その効果的な利用法を詳述する書物があまり出版されていなかったので、何とかして著者の文献を手に入れたいと思い続けてきたことが、やっと実現したのである。 さて、本書の内容であるが、成功したトレーダーとなるために必要な知識・考え方、また、テクニックを心理学的なアプローチから説明している。心理学的というと堅苦しく感じられるが、つまるところ、マーケットのとらえ方、売買技術、資金管理等をどう考え、どうすべきなのかを、根底からの考え方を中心にわかりやすく、しかも、的確に解明しているのである。したがって、これまでの類似書の表面的なとらえ方と違い、自分がどのように相場に対してアプローチしていけばいいのかが、明確に示唆されるのである。
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�,痢峽鯀瓦兵�身の心理状態」では、個人の心理と集団の心理からのアプローチにより、マーケット、及び、それに参加する者たちの分析を行い、マーケットや自身の行動を、どのように考えていくべきかが説明されている。�△痢嵳�にかなったトレーディングシステム」では、チャート分析に始まり、各種テクニカルツールを使用する場合の見方・考え方、また、方法論としてどのような注意点があるか、など、実際に即した内容となっている。��の「良いマネーマネージメントプラン」では、自分なりのトレード手法を構築したうえでのリスクマネージメントについて、ロスカットや手仕舞い等を含めて、感情と数学的確率をベースに言及している。また、上記3項目を念頭に置いた上で、著者がアマチュアからプロのトレーダーに至る過程で役に立ったという7項目のルールも示されており、こちらは金科玉条として、常に心にとどめておきたい内容となっている。 また、"テクニカル指標の四季"や、"価格変動とテクニカル指標の乖離"の概念など、アイデアも豊富で、しかも、多くのテクニカル指標が紹介されており、便覧的に使用できる点はうれしい限りである。 ところで、本書は洋書の翻訳本であるが、質の高い翻訳によって違和感なく読み進めることができる。ひとえに、翻訳者の努力のたまものであり、英語が苦手な私にとって、大変感謝するものである。 最後に、本書を読んで最も感じたことは、本書は内容が豊富で充実しており、しかも、しっかりしているという点である。したがって、これから自分なりのトレード手法を構築し、トレーダーとして成功していくために、常にそばにおき参考にすることのできる、いわゆる"バイブル"として最適な参考書であるといえる。
大変読みやすい本だと思います。
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